12/1 12月のはじまりは 何時間か前に、下のあほな告白日記を書いてたのに、寝てふっと気が抜けたのか、大きな筒のような穴にふさりと覆われたよう。光と影はどちらかが見えないようでいつも同時に存在している。今日は左足がよく攣る。 おばあちゃんの法要の夢をみた。亡くなったのは私が2歳のころなので何も覚えていないけれど、夢の中では誰もが現在の年齢設定で、かいがいしく仕度をする家族や親戚の中で、着替えもせず部屋の隅にただぽつんと座っている自分。あの子はあんな子だから放っておけばいいよと誰からも何も言われない。悲しいとかじゃなかったけれど、もう遠くに行こうと思いながら、半分夢から覚めて3つ涙した。おばあちゃん来てたのかな。あたしは今どこにいったらいいのかわからないよ。わからない。 11/30 ギラギラしてるわけでもないですが
今日は美味しい物をたくさん食べて、たくさん話をした。タイピングばかりで声に発しない話が多くなるのは駄目だな。馬鹿っ話なんか消えものだからこそ気持ちよいんじゃ?
残すのは詳細じゃなくて場の温度でいいことの方が多いみたい。いつだったか同じように書いたけれど、会わないとね。顔も名前も自分のためだけでなくて、誰かに見せたり呼んでもらう為にあるね。たくさん見たいし、呼びたいし。自分もまあ自慢できる顔じゃあないけれど、でも、たくさん見てもらってたくさん呼んでもらえますように。

待ってもらってる仕事がまだいくつもあるけれど、一日休みにしちゃってちょっとひと息、仕切り直し。誕生日はまだ先よ!とは言ってみたけど、なんだよ嬉しいじゃないかっ。お祝いしてもらったのいつぶりだろう。区切りが良いだけに腹もくくれるけれど、今度こそは自分の歳の数字に改めてびっくりだ。こんなことしててさ。ふわっふわでさ・・・。他の同年代の人なんか皆ちゃんと地に足がついてるみたいに見えるし。人それぞれ何かしら抱えていることはわかっているつもりでも、足元の地盤ゆるさばっかり気になるよ。 しかし、友達の家の洗面所の鏡でふとみた自分の顔の(朝またパツパツ切った)短い前髪が、あれ?わりと似合ってんじゃないか?って思って、一転まあこんなのもアリさとも思う。今のわたしは今のわたし以外になれないし、それでいて今は留まっていないのだから。あなたもあなたで。 でもねー、欲言えばー、言っちゃうけどー、
もいっかいモテたいさ!(爆)くすぶりでもしてみたいさ。ゆるい地盤にもたれて夢見がちさっ。
11/28 リミットは今夜
トントントン
と足音と一緒に、次の為のふんわりした素材が届いた。だからもう悩んだり考え込んだりしないで、今手の中にあるものは外へ送りださなくちゃあね。
11/27
ちっぽけなキミをたたえて ちっぽけな僕をたたえよう
穏やかに晴れ。イチジクの葉も黄色く紅葉。葉っぱばかり茂らせたピーマンは、白い星みたいな花をいくつもつけたけれど実らず。気温が足りないようだと判断して、それで先日バサッと抜いてしまった。青々とした葉が綺麗なので、根っこだけカットして水にさして台所に置いといたら、あれ?あれれ?という感じで、実が膨らんできた。へえ、実が欲しいがってるのは光じゃないんだ、温度なんだね。
 今朝見たらもう少し大きくて大人の親指のあたまくらい。大きくなるのが先か、葉っぱが光り不足で枯れるのが先か。引き続きしばらく観察。 昨日は久しぶりに師のアトリエを訊ねる。壁の棚を埋めていたレコードがすっきりと整理されていて、今まで見えなかったところに可愛い小さなガラス戸の棚が、壁に埋め込まれて隠れてた。新しい場所になるのだなあとわくわくする半面、時間が流れたんだなあともしみじみ思う。
一昨日は仕事の後タンバリンギャラリーへ。浜七重さんの展示とbiweekly poet。今まで写真でしか拝見したことのなかった七重さんの作品にちいさい胸をどーんと射ぬかれました。言葉にしたら陳腐ですが、あふれる出るものは見る人に伝わるのだな、と。繕いものじゃなくて、あれは紡がれた作品ですね。嗚呼。 biweeklyは小河さんの朗読会。歳が近かったり、家族構成が似てるなあと
一方的に親近感を抱いていましたが、淡々と語られる素直に綴られた言葉に、さらにとても好意を感じました。日々はちいさなことの積み重ねだけど、でもよく見ると光ってるものがあるよ、と
そんなことを改めて教えてもらったみたいな気持ち。 2日間を経て、ひとつやりたいことが出来ました。新しくやりたいことっていうか、今まで漠然と作っていたモノが、意味をなしていくようなスタイル。それは、これまで離れていたこっちとあっちがひとつになってさらにぎゅっと凝縮されるみたいな感じで、ヨシ!と思うより、ああそうなんだそういうことなのかと腑に落ちた感じ。そしてなによりやっぱりどっちも私で、こっちとあっちがひとつところに戻ってきたことに、とてもほっとした。 さあ、怒涛の週末スタート。きっともう怒涛の渦の中にいる友の存在に励ましてもらって、おっしやるか!今日の景気づけはこんな曲。みんなでわいわい楽しく歌える歌っていいなあー。ダダダダ!ヘイ! http://www.youtube.com/watch?v=-nwTZIqlwb4  世界には愛があふれてるぜー。タンバリンには七重さんの愛があふれてるぜー。神宮前タンバリンギャラリー
浜七重 個展 『詩人の鞄』 〜/28(日)まで。
11/22 まあまあ
雨。ボツボツとしだいに強く。うなりみたいな音がどこかから聞こえる。お篭り中は、起きて食パンと豆乳、夜にうどんという味気も色気も薄い食事をしてたら、今朝はどうも食パンを食べる気になれず、早起きもしたので駅まで買い物がてら出て行く。雨の日に歩いている人がなんとなくぽつんと見えるのは、傘の下には丸い自分の空間があって、その境界線の中には誰も入り込んでこないからかもな、と歩きながら思う。雨の日がちょっとほっとする時があるのは、そんなこともあるのかも。きっとお日さまにあたって歩いている時は雨の日よりちょっと強気なんだな。 雨脚が強まってきてバラバラボツンボツン傘にあたる音で周りの音が遮断されて空間はさらに孤立する。線路端のコスモスの細かな葉っぱ、ススキやイネ科の植物の穂にもたくさんの水粒が丸くくっついてきれい。ついこのあいだまで咲いていたと思っていたおしろいばなは、もう種を落としたところから立派な双葉が育ってる。雨の中を下る各駅電車はガラガラで、ぽつぽつと座る人を乗せてどっかに吸い込まれるように去っていった。 ドトールでカフェオレとホットドッグを食べて、早く帰って仕事をしないとなあと思いつつも眠気と一緒にしばしぼんやり過ごす。流れてくる煙草のにおいにさえ少し安らぎを覚えてしまうのは、外(仕事の)に居るという安心感かね。スーパーに寄ってりんごと豆乳と野菜とあれこれ買って、また雨の中を歩けばじんわり汗ばんできて、玄関をあけて荷物をおろして息をついたら、ツーとたれた鼻水と一緒にTake
it easy という言葉が降ってきた。まあ、そういうことだね。落ち着いてみればきっとそれほどでもないよ。順に。 そんなわけで力抜いてる動物の写真でも。  オランウータン・・・。
 なんだっけかな。顔すごいでかかった。なんとかバイソン?
 ついでに素敵な肉の思い出を。すうううう。
11/21 圧され気味
曇り。昨晩の月と空は綺麗だったなあ。しかし今日も昨日に引き続き机に座りっぱなし。月にうっとりしてたのもつかの間、お風呂に入るのにぶかぶかの靴下を脱いだら、ハンパなくぶっとい足になっていて、相当落ち込みました。ここのところ外に出ることが多かったので、ここまでの変貌はなかったんだけど...。忘れてましたね、頑張っちゃうとぶっとい足がさらにぶっとくなることを。深夜3時、哀しみのアンジーを脳内で激しく唄いながら、静かにぴちゃりと風呂に浸かったわけであります。「ほそくなれ・・・」と念じながらマッサージ。いや、細くならなくてもいいです。とりあえず元に戻ればそれで。今日はあとで足湯しながら仕事しよう。 空心菜が大きくなってきたなあ、と思っていたのが今週はじめくらい。昨日みたらほとんど葉っぱ無し、茎だけ1本みたいになってましたよ。誰だすか。先に食べたのは。 ともあれプランターを整理して早いところ冬の種まきをせねば、というところですが、玄関の外に顔を出す時間もおしい今日。この時期にちゃんとやっておけば、冬の一番寒い時に楽しみが育ってくれます。見えない未来を願ったり、何年も先のことで悩んだりはしないけれど(まあ不安を覚えることはありますよ、こんな暮らしですし)、ちょっと先ちょっと先の為に、種をまいたり、なにか用意しておくのは楽しい。まあそんな感じ、そのくらいのことをしながら進んで行くのでいいじゃないかなって、今日の私は思ってる。っていうか、もうパツンパツンで頭まわらないのね。ふんころがしのフンが自分に乗っかってきちゃってる感じ。そのフンのデカさを振り返って確認したくない。でもね、手元からどんどん形になっていくって、また他にはない高揚なのね。だから懲りずにやるのね。  ベランダも黄色く紅葉しだした。
11/18 妄想 モーツアルトを探せ
晴れた。いそいで洗濯。来月の企画展の作品のイメージをあれこれ妄想。妄想段階は一番楽しい。頭の中でならなんでも作れるわけですから。今朝もまたちょっと面白そうなこと思いついちゃったんだけど、アンタそれ今からやるの?って感じの代物である。しかし何をやるにしても今からなわけで。今っていうか手を動かすのはまだもうちょっと先になってしまいそうなわけで。「もう知っらーん」という自分と「やったる」という自分がすでに夫婦喧嘩しております。まあいつもこんなんだ。頭の中のあらゆる引き出しからガラクタやらなんやら様々な素材が出ちゃってて、色とりどりごちゃごちゃてんでバラバラって感じです。今日は一旦それを忘れてレッスンに行かねば。Aくんにモーツアルトのお話する約束だったような(チョコレート絡みの人だと思っていたらしい。そんなチョコレート缶を見たそうで)。しかしさて、モーツアルトが入った引き出しはどこへ埋もれたか。

11/17 サンタにお願い
曇り。どの家も窓を閉めているのかな、ひっそりしてる。最近メダカをついついほったらかし。卵も孵らなくなりました。水温が低いと育たないのかな。水草についていた卵もいつのまにか消えています。それが不思議なのだけど、どういうわけなのかよくわかりません。10匹以上いた稚魚も半分くらいに減ったみたい。最初こそはなんで死んだのだろうとか、減ったことを気にしたりしていたけれど、今では自然とスペースや環境に合った最適な数になっていくのだろうなあと、勝手に思っています。ま、つまりイコール放ったらかしっていうわけですね。寒くなってきたからか、みんな水草の茂みに隠れています。エサをあげても水草が育ち過ぎて見えないようで、最近はエサをまいたあと水面をふーっと揺らしたり、甕のフチをツンツンと鳴らしてみたりしてお知らせしています。ツンツンより
ふーっの方が効果があるようです。 昨日の夜にゼラニウムのオイルを焚いてみたら、なにか記憶を呼んだのか、体が伸びたがります。朝はずっとバンザーイとしたまま寝ておりました。今日もまだ伸び〜伸び〜とやりたがっています。パソコンに向かっていると体が丸まってしまうのと、椅子に骨盤座布団をのせたらデスクと椅子の高さがますます合わなくなってしまったので、そろそろデスクチェアをちゃんとしたのに変えなきゃなあ。アタシにもサンタが来るなら頼んでおきたいところです。 あ、そう、今日はどういうわけか左足のくつしただけが脱げていました。初左足。どうでもいいですけどね。この足癖も非常に謎に包まれています。長めのをはいてるので結構脱ぐのたいへんだと思うんだけどなあ。 うーん。背骨んとこがずーんとする。よって伸び〜をしたいらしい。
11/15
自分の神様を彫ってみようか
薄曇り。陽が出たり隠れたり。盛り沢山だった週末がおわってカラスの声を聞きながら溜まった作業の予定をみる。項目がありすぎて頭働きません。まあなんとかやらねばね。昨日は昼過ぎまでレッスンをして、そのあと世田谷美術館『橋本平八と北園克衛展』へ。北園克衛の詩とか作品を観てみたくて夏前から楽しみにしてたのです。これまで北園作品といえば、いくつかの詩と、plastic
poemとか『VOU』とか『カバンの中の月夜』とか、まあそのくらいの大まかなことしか知らず、そのくらいのことが観れるのだろうと呑気な感じで行ったら、結構なボリュームがあって、途中で休憩を入れないと頭パンパンでくらくらしそうだった。『VOU』や他雑誌、手がけた本もたくさん展示されており、パッと見れば洋書だと思うようなシンプルなデザインがとても美しい。装幀分野でもこれほど活躍していたとは。どれも好みで、これから自分がやる仕事とリンクさせながらじっくりじっくり堪能した。 北園の兄さんの(慣れ慣れしいが)橋本平八については、全く知らず、興味ゼロの態で行ったわけだけど、木に宿った神様が木像になったような作品のいくつかに惚れる。達磨像とかね、いかついようでなんだか可愛いと思ってしまう表情、身体つき。年月を過ぎた木がまたすべっと黒光りしていい色で、欲しい、触りたい、木が彫りたい・・・と単純に思ったわけでした。そんなわけで、マフラーをどっかに落っことして来たことに電車に乗るまで全ーく気づかなかったわけだ。嗚呼。拾った人にあげるから使ってほしいなあ。 土曜は、2年目の手前味噌づくり。
 今年もアグレッシブ男子。これは煮汁を加えて混ぜている図? お任せしているので覚えません。ほとんどの工程をS夫妻がやってくれてまして、自分はこれを横目に、早く乾杯したくてイカさばいておりましたね。芋煮たり。お腹減ってたのでね。mさんはケーキ作ってましたしね。てんでにやっているうちに味噌は去年よりすんなりと出来上がって、気づいたらすでに配給されてました。サンキュー。 今年の味噌(去年作って持ち帰った自分の味噌)は甘めに育ったので、今度のは塩多めで育てるつもり。美味しく育つといいなあ。皆てんでにちょっとずつ働いたあとは食べたり呑んだり歌ったり、結構好き勝手に。居心地のいい人たちに囲まれて、自分もゆるゆるふにゃふにゃ酔っ払って楽しんでました。味噌、また来年よろしくね。
11/12 言葉から別のイメージへのすり替え作業が好きだということ
晴れ。大根をまるい薄切りにして干す。残りの大根をつかって豚汁をつくろうと、1つ残った里芋と20センチ余りの牛蒡、通称"やきそばの友"の肉カスを入れて、ついでに冷蔵庫の中のハンパな葉物とかニンニクとか、ざくざく切ってどんどん鍋に放り込んで味噌をといたら、雑多な汁が出来上がりました。野菜の旨みと肉カスのコクでいい感じです。 最近、寝溜めは出来ないけれど、食べ溜めは出来るな、と思います。いや、食べ溜めっていうか、単にもたれてるんだと思うんだけどね。若いときみたいに食事のたびにお腹いっぱーいになりたいとは思わなくなったし、そんな必要もなくなったみたいです。といったって、お肉だって好きだし、お腹が空くとそわそわするし、食べる時はがっつり食べますが。 昨日は、レッスンの後、タンバリンギャラリーのbiweekly
poet言葉の交換会へ。ワークショップ的な感じで皆さんの言葉を聴きました。当たり前だけど、言葉に対する姿勢が人それぞれで面白かったな。自分もすこしだけ読んだり話したりさせてもらいました。が、読むのはわりと好きなのだけど、やっぱり説明とかは苦手だなあと思う。うまく伝わればいいなあと思いながら喋るけれど、頭の中に浮ぶ言いたいことは、言葉ではなくてもや〜んとした映像だったり、感触だったりニュアンスとしてあるので、それをどうも
これ!という言葉としてに置き換えることが出来なく(ボキャブラリーが無いのでね;)、言葉につまったところで もういいやって思ってしまうのであります。だからもし違うイメージで伝わってしまったら全く意としないわけで、本当は説明なんかしたくないんですよね。でも補足しないと伝わらないかもしれないって思っちゃう時点で、作品として甘いわけで。結局、詩にしても他の作品にしても、言葉なんかで説明しなくてもいいモノを作らなきゃだめだ、オレの場合。と深夜の道を自転車で走りながら深く頷いたのでした。 ひと晩明けて思うのは、biweeklyに限らず、とにかく自分を表そうとするには主張ってものがやっぱりあって、それを人に伝えるには勇気も覚悟もいるわけで、みんな真剣なんだなあ苦労してるよなあと。すっかり自分のことはさておき、よーし何か誰かを応援したい気持ちーなのだわさ。この気持ちを団子にたくして明日会う友達に食べさせよーっ。おーっ。ってね、脳内だけが祭り騒ぎ。世間ではこういうのを自己満足というらしいよ。ま、いいじゃん。それにしても何かにつけて食べ物方向に走っちゃうこの頃。 応援されたい人には団子届けますよ。ヨモギ団子ですよ。ああ、多くの人は草に抵抗あるだろうから、申し出が無い限りは市販のヨモギ粉末なんで大丈夫です。葉っぱからの方がうまいと私は思うますけどね。
11/10 11月の線香花火
起き抜け、なんだろうこの感じは、と思ったら、空っぽ感だった。わかってしまって失敗。泣いたり怒ったりするような激しい感情が無いから、ただただ途方も無く莫大に予想もつかないような虚しさを抱える。まあこれもあっという間に過ぎるのかもしれないし、ダラダラ持ち続けるのかもしれないし、わからないね。ダラダラ泳いでも25Mプールのあっち側の壁には必ずそのうち着いてペタンと手をつくように、ターンして壁を足でぐんと蹴る時の新しい気持ちがふってくるのを待っている。次のことやその次にやらなきゃいけないことがわかってるからつまんないのかもなあ。わからなきゃわからないで不安だったりするくせに、そんな性分だ。 昨日は、あそうだ、と思いついたふりをして、なあやさんちにお邪魔した。陽に照らされた庭木の影が縁側にうつって、その影が強い風でチカチカ揺れて、嗚呼、線香花火だ、線香花火みたいだなあと思ったのだよ。
 今日の影はおとなしい。モチモチの木の切り絵みたいだ。 窓の外で、ワゴンのドアがざーっと開く音がして、佐川急便のおばちゃんが、ネット注文してた骨盤クッションを持ってきてくれた。最近また腰が嫌な感じで、どんなもんだかと買ってみた。よおし、早速座って業務開始ー。 11/9 ざわざわ
なんだかざわざわする。南風が強いせい?暖かいのは嬉しいけれど、でもどうもなにか落ち着かないなあ、と風に舞う葉っぱを目で追っていったら、ふたつ隣のベランダの手すりの上に、かばん、靴、クッション、帽子、布団とあれこれ色んなモノが日向ぼっこされてて、思わず
くすと笑った。その気持ちわかるよわかる。住んでいるのが男の人か女の人か、若いのか歳とっているのか、こういう単身者向けの集合住宅ゆえに全く知らないけれど、こうしてほんの少しずつ互いの暮らしを垣間見ているのだろう。うちと隣以外の部屋は、わりと入れ替わり立ち代りで、隣の人だって壁越しの声は知っていても顔は見たことも無いけれど、ふたつ隣さんがお日さまが好きな人なら好かったよ。 さてこれから画材の調達に出ながらちょっとお届けモノ。洗濯物があっという間に乾いている。毛布でも洗えばよかったかな。今日はニット帽はいらないなー。おでこがかゆくなりそうだ。
11/7
メンテナンス
空気がひやり。外の方が陽があたってあったかい。玄関掃除のついでに鉢植えの手入れを少ししたらじわじわと汗ばむ。 プランターのあっちとこっちに何かが芽を出した。あっちはアボカド。こっちは何だろう。紫芋のしっぽを埋めたような。葉っぱが出るまで様子見。アボカドを埋めるのはもうやめよう、と思ってはいても、立派な種が出てくると捨てられず。芽が出なければいいなあとちょっと思ったりするのだけど、やっぱり出るわけで。根を張る前に個別に植え替えなくては。 天気はすこぶる好いけれどお腹の方は低迷期で、薬が効くまではお腹をさすったり顔をさすったり息を吐いたりのパッとしない数時間。のんびり付き合うことにしよう。こんな日だからこそ身体もメンテナンスでもしようかと思いたつ。その前にお昼を食べよう。ご飯が炊けたみたい。いい匂いがする。  昨日もちゃぶ台に座って日向を眺めながらぼちぼち仕事。
さて、忘れそうな静岡の記のつづきをどうぞー。
日本平動物園のしろくまロッシー。
 ざぶーん。
 念願だった日本一(たぶん)長いローラースライダーも。まずはリフトに乗ってのぼります。軍手とビート板みたいなの(お尻の下に敷く)を借りて、ゴロゴロゴロージャー。

ビューン!と疾走!きゃあーというわけでもなく、ところどころスピードはあんまり出ないようになってるので、長すぎて結構孤独な戦いでありました。もうすぐゴールってところで先に終えたマリーに激写されました。ちょっと疲れちゃってるのよね。でも面白かった。ちゃんと遊んだ一日でした。大人だからこそちゃんと遊ばないと。
11/5 それなり になってしまっているようだ
本日も晴天。ここのところ時間が惜しくて、机に突っ伏して寝ていたり、干して積んでおいた床の毛布に絡まるように寝ていたり。昨晩も座椅子と対面するような格好でやはり毛布を抱いて寝てしまったのでありました。朝方にようやく布団へ到着です。しかし腰のコルセットをつけっぱなしで寝てしまったせいか、親戚一同が私の狭い部屋でストーブをつけてむんむんと陶芸をしている、という奇妙な夢を見て「あついっ苦しいっ」と起きたのでありました。夢に親戚一同が登場は始めてかも。不思議な夢だった。そんなわけで少々お疲れ気味な金曜日。 昨日のレッスンでは、学校が休みだったという子ばかりで、普段なかなか来れない中学生も来たりしてお喋り満載。最後の中2の女の子と駅までの道を一緒に帰りながらあれこれ話す。「自分の部屋(個室)ができたんだーでも超狭いー」、と口では不満を言ってみてるけど、その顔はやっぱり嬉しそう。「そりゃよかったねえ」と言いながら、北側の寒くて暗い和室四畳半の自分の部屋を思い出す。憧れはあればあるほどいいんだと思う。たぶん今よりもずっといろんなもの(こと)が詰まった自分の世界だった。 「今日〜ほんとは渋谷に服買いに行きたかったんだよねえ」というのを「うう、さむいっ」と聞き流しながら、頭には、ボーダTシャツにミニのプリーツスカート、短いボレロとボーダーのニーハイ、ベレーを被ってちょっとはパリジェンヌになれてるか?誰か(カッコイイ人とか有名人)に声かけられちゃうかも?と田舎道を歩く自分を思い出す。駆け出しのオリーブ少女だった頃ですな。だいたい好んで歩く道は畑道だったりするのに、有名人もなにもいるわけないんだけど・・・。まあ時代もファッションも自分の頃とは違うけど、限られた金額で自分で洋服を選んで買ったりお洒落を考えたりするうきうきは、今の子も変わんないよなあ〜と、今時の格好をして隣を歩くこの子も、中学生だった頃の自分も、可愛いもんだなあとじみじみ思ったのだ。そしてそういううきうきは、あまり落ち着きすぎてもいかんなと、クローゼットの洋服の色味を見ながらこれまたしみじみ地味になってきているなあとため息。失敗はしなくなったけれどね。
11/3 右足がなにかを発散させたがっているのか 
晴れ。今日はまだなんとなく裸足のままなので足の先がひんやり。手と手をさするみたいに足と足をこすりあわせる感触が好きです。布団の中で布団に足をさすさすするのも好きです。足裏の感覚ではなくて、足の甲が感じる感覚がなんだか落ち着くみたい。動物的な何か動作なんだろうか。今はやらなくなったけど、子供の頃家族で布団を並べて寝ている時に、隣の人の布団の下に足を突っ込んで、その人の重みを感じながら、畳と布団の隙間をさすさすするのが癖でした。やられてる人の方は、背中とかの下でごりごりされてるのですから、たまったもんじゃ無いんでしょうけど、重みが妙に気持ちよくて圧迫があればあるほどいいので、体の下へ体の下へと足を突っ込んで、最後は敷かれた状態で寝付いた気がします。今でもなんだかどうも足が落ち着かなくて眠れない時なんかは、布団を密集させてうごうごしたりしているような。ぎゅっと重みがあるところでうごうごさせることで指圧やマッサージのようだったり、動かすのに力を入れたあと逆にふうっと脱力するのかもしれません。むぎゅっとされることでの安心感もあるのかな。ソファの隙間に足を突っ込みたくなるようなのと似てるかも。あー、もしかしたらそういうことでいつも右足のくつしただけ脱げているのかあ。
11/1
はじまりのはじまり

静かな曇り空。あちらこちらでパラリパラリと銀杏が落ちる季節。モウレツなニオイなんで、出先では横目で見るばかり。レッスンへ行く途中の道にも実をつけるイチョウの木があって、今年は先月半ばには落ちていたかな。毎年毎年必ず一度は「くさっ」っと呟いております。実は黄色い葉っぱと一緒にパラパラ落ちてくるイメージが強いけど、葉っぱが青いうちに落ちるんだなあと再認識。実が全部落ちる間に葉っぱも黄色くなっていくのかも。 上の写真は、静岡浅間神社の銀杏。駅側の大きい鳥居の入り口から入って、古墳と山の方へのぼる階段の脇にあったわさ。静岡のほうがあったかいから、きっとこれからが銀杏本番だ。鼻つまんで拾っておきなさい。妹よ。 電柱のてっぺんでちいさい鳥が鳴いてる。いつまでもお天気と一緒にしっぽりしていないで、すこし外へ出て深呼吸してこよう。  先週は静岡で休暇。茶畑の向こうに静岡市街地。街は広いようだけど背はすぐに山、山、奥までずっと山。たぶん正面は地図で見る静岡の角みたいなところだね。南アルプスのほう。
 左を向けば駿河湾。人間なんてどんだけちいさいところで暮らしてるかってことを、時々こうして確かめないとすぐに忘れちゃうんだなあ。ちいさいってことが悪いってことじゃないけれど。
10/30 ひらいて伸ばしてゆるめて深く吸いこむみたいに
ちょっとの間だけでもいいから完全に仕事をはなれたくて、しばらく家を空けておりました。で、台風と共に北上して戻ってきましたよ。まずはベランダをあけてメダカチェック。じゃぶじゃぶ水があふれてどっかへ泳いで行ってたらどうしようと少し心配だったけれど、アボカドさんの葉っぱが屋根になってて平気でした。 今朝は雨がひどくならないうちに、と早くに起きて送り出されてきたので、こじんまりとしたこの部屋に自分の温度で静かにしてると、もうぼうっと眠いのです。明日は朝から外仕事だし、今日まで休暇。また。またね。あ、そう。電車の窓から雨の太平洋を眺めてたら、ふと、11月はパーでいこう、パーになろうと思ったのだ。グーじゃなくてパー。いろいろな意味で。10月はグーだったかも。明日からパーにしよう。
10/26
すこし逆走してしばらく充電
肌寒い。膝を抱えてじっとメダカを覗いていれば、メダカの容器の外側に同じようにじっとメダカを見つめるちいさな蜘蛛。どうやらハンティングのつもりのようだけど、さずがに水の中まで飛び込んだりはしないだろう。手を伸ばして、7センチくらいに伸びたルッコラの葉をぷつんと摘んで、香りと味をたしかめる。ああ、そう、この香ばしい香りと味。忘れているわけでもなく、長らく食べていないわけでもないけれど新鮮。こんなことがひとつでもあるだけで、一日は結構嬉しいものとなる。間引きがてら少し摘んで、ハムと一緒にパンに挟んで食べた。陽が出る気配は無い。トントンとか、シャーとか、遠くから届く音も、白い空気を含んでるみたい。アボカドの葉がすれる音は、なんだかもう冬の音なんだなあ。
10/25 モクモクと食べちゃうから写真が撮れない ピンポーン、とチャイムが鳴ってLOWKEYTONE
COFFEEさんから、出来上がった印刷物と一緒に美味しい荷物が届いた。包みをあけた途端に珈琲豆のいい香り!嬉しいなあ。焼き菓子もたくさん。Yさんの焼き菓子が好きなので、袋をあけてたまらずまずひとつ。こういう時は一番好きなやつからね。アーモンドとキャラメルがのったの。行儀が悪いとは思いつつもとまらないのです。 2つ食べてから、よし!と部屋を片付けて珈琲を淹れました。おかげで部屋もすっきり。ありがとうございます。お店にも遊びに行きますねえ。 さて、すこし体勢を整えましょうか。
10/23 ここでは子供も大人も自由気まま

すこしのんびりめに仕度して午後からマーガレットブックス
in HAND & SOUL2日目。ブックカバーを3つほど追加してきました。ほどよく購入していただいているようで嬉しいです。ありがとうございます。土曜日の今日は汗ばむほどの好い天気。鎌倉もたくさんの行楽の人。ブックスもお客さんがたくさん来てくださって、本も売れマーガレット店長も喜んでおりましたよ。よかったです。しかーし盛り上がっていたのはお店の中ばかりではありませぬ。HAND&SOULを拠点に遊ぶ子供たちの声の賑やかなこと。そしてなんと、子供たちについて草っぱらに行ってみたら、素敵な草がボウボウとー!オーマーガー!喜び。 アウェイだし子供の手前だし自制しつつ...なーんて思ってたのは数秒です。さらっと眺めるつもりの草の中に、あっ、こんな草が、ああっあそこにはあんな大物草が・・・、と続々と美味しい草発見。あっという間に動揺MAX、テンパりましたよ。これまで色々な用事や遊びで鎌倉に来ましたけど、興奮度ダントツ1位です。くわえてここの子供たちがまた素敵な子ばかりで、「食べれる草いっぱいあるよ!」ってね、美味しそうなタンポポやのびるをほじほじしてくれるわけですよ。わかってんじゃーん、キミたち最高だよ!ってもんです。他所だったら、草を見てわなわなしてるなんて、変なおばちゃん扱いですよ、きっと。近くで星くんが、子供たちにまるで溶けこんで驚異の身のこなしとスピードで鬼ごっこするのを尻目に、こっちは気分的に草に溶け込みたいって感じで。 店番はなあや店長がそつなくやってくれてますのでね、もうね誰が見てようが楽しく草摘みです。まさかこんな時期にこんなところで好い草に巡り合えるとは。アンタ何しにきてんの?って感じですけど、もうノンストップ。もさもさ茂る草の中を歩いて触って嗅いでいるうちに、ここ数日の詰め詰めの時間で固まったあらゆることがパーンと、それはもうカタバミがはじけちゃうみたいに散っちゃいましたよ。まさにストレス発散ーていうんでしょうね。楽しかった。成果を片手にホクホクと店に戻ったのでした。摘み手(左手)の指からまだ若干草の匂いがするわ。 ブックストア、明日の日曜もやってます。寄っていただけると、なあや店長が銭洗いのおまじない?をこっそり教えてくれますよ。わたしもおまじないプラスパワーワードで洗ってきました。最終日の明日もまた午後にのんびりと出かけていきます。お月さまが綺麗だから、明日もお天気がよさそうです。眠くなる前にキャラブキを作っておこう。
 カレンダーも並んでます。今回ファイルは2色。中は、モノクロの構成が数年続いたので、2011版はすこしカラーが入ってます。追ってWEBでもご案内します。
タイトル下の写真は、窓辺に浮ぶタマケンさんの木の船と、数ある船を記録した美しい写真集。『
08_09 play with ships 一日一艘の記録 』 玉井健二 /BOOKLORE
10/22
マーガレットブックス inHAND AND SOULへ
朝方までカレンダー制作をしていて、ちょっと仮眠して朝一であといくつかブックカバーを...と思ってたら寝過ごしましたっ!出来たてほやほやを持って行ってきます!イシカワの到着は昼前くらいです。ごめん!
イベント詳細はnewsと下の方で...
10/20
起きるといつも右足のくつしただけが脱げているのなぜだろう
必ず右だけ。右だけ細くなってるのか?足癖悪いのか?最近の不思議です。さて今日はいつもの時間。よりちょっと早いかな。昨日は朝こそ眠くて時折目を閉じながら路地を散歩したのだったが、その後はノンストップで深夜まで。軽く12時間以上パソコンに座りっぱなしで、足はパンパン。これって大丈夫かオレ。2時過ぎ、なるべく音をたてないように静かにお風呂に浸かって足をもみながら、こうして無理にやってみても明日の保障はなにもないわけだ...と太い足に虚しさ倍増。いつ帳尻があうんだかー。嫌ならやめてしまえー!とは常に思うけれど、嫌なわけじゃないんだな。はは。 あちこちでちらほらブックカバーのことを褒めてくれてますが、まだひとつも出来あがってはいませーん。あっはっは。どうしましょう泣きそうです。店番しながら仕上げているかも。出来上がるまではもうハードルあげなくて大丈夫ですんで。あなたもあなたも、来て見て触って、目の前で褒めてください。爆 内心大喜びしますから。 あーお天気もあって体が重いけど、これから都内。紙の買い付け。カレンダーも良い感じなのです。1セットも、いや1枚も出来てませんがー。カレンダーこそ早くやらないとって言われたのにねえ。
10/19 それでもたまには寝てる時間をみてみるのもいいかもしれない
早起き。寝る前に今日明日のやることを書き出して寝たからでしょうか。たまらず起きたという感じ。睡眠時間が普段の半分くらいなので、こりゃ昼寝しそうです。存分に寝てないからか、いつものように寝起き直後から頭がまわらないし、体が起きてない感じ。なんでも誰でも早く起れば良いってわけでもないのですね。でもせっかくだからゴミ出しついでに朝の散歩にでも行ってきます。窓の外はいつもよりずっと色々な音や気配がします。普段こうしてパソコンの前に座るのは2〜3時間ほど後なので、出かける人は出かけたあとで、家事をする人もひと段落した頃なんでしょう。 曇りで薄暗いせいか、めだかはまだ水草の下にもぐったまま。覗いてもぴくとも動かないので、エサはいつもの時間にあげることに。きっと今日つかえる時間(自分がつかいもんになる時間)てのは、いつもと変わらない気がするな。夜型になりすぎるのもなんだけど、変わらなくてもいいところは変えなくてもいいのかも。 10/18
adagio cantabile sostenuto 晴れ。ベランダから顔を出せば冷えた空気の匂いが気持ちよくて、しゃがんだまま深呼吸をする。髪ぼうぼうだからね。暑い時はあまりこういう空気の匂いに意識がいかないけど、感づかないだけかな。最近のおめざの豆乳を飲みながらメダカ観察。ブルーベリーと小豆島くんから新しい脇芽が伸びていた。ブルーベリーは紅葉するって何かで読んだから(品種によるかもしれないが)今年はベランダでも紅葉が見れるかも。紅葉か。なかなか山へ行けてないなあ。 いろんなことを抱いて今年を向かえたと思うけど、ぽくぽくとそつなく日々は過ぎていく。遠くへいくわけじゃないし淡々と流れているようだけど、風はいつも新しい何かを運んできて、時々ハっとしたりもする。大きな変化のないことに残念がらないで、身の回りのちいさな世界の小さなことではあるけれど、ちいさな変化に気づき、それをそっとしまっておける人でいよう。忘れてしまいそうな一日だって、なにかを残せていると思いたいんだよ。  見える結果には安心するけれど、そこに至るまでの見えない部分のほうが多いってこと。
そしてそういうところほど忘れがち。でもモノは出来上がらないことにはね。完成してなんぼ。そんなわけで、今日もねみーっす。
10/16 たとえば庭っぽいとか草っぽい名前
薄曇り。ここ数日体調がいまいち。ホルモンかなあ。低迷期のようです。外に出るとどうも呼吸が浅くなるので、昨日はおとなしく家作業。パソコンもモニターを眺めているとすぐにくらくらしてくるので、メールなどの事務処理だけ。この無機質なマシンの電源を入れてしまうやいなや、やることも次々と明るみに出てくるようで、頭がぐいぐいされてくるわけで。とりあえず日記だけ書いたら今日もオフライン作業。来週末のMARGUERITE
BOOKS用のブックカバー制作です。ひとつひとつ生地に合わせて革やフェルトをアプリケしたり刺繍したりしてるので、1点もので今のところまだ品薄気味ではありますが、頑張りますー。シンプルなのも作ってるのでメンズ仕様もありますよ。ええ。今から新しいシューズを履いて、さらなる生地の調達に行って来ます。
>> イベントの詳細はこちらで。 場所は、銭洗弁天へ行く途中のHAND
AND SOULです。お金洗いに行きながら覗きに来て下さい。 Willow River Book Serviceの おぐさんの古本のセレクトも楽しみです。どうやらずっと欲しいと思ってた本が出るらしく、開店直後にゲットしてしまおうか、いやしばし時を置くべきかちょっとどきどきしています。 あ、そうそう、これからはオフラインでの販売も少しずつしていくことになるかなと、online
shopを含めて屋号をつけようと考え中。いいのないかな。
10/13 time
flies
夜中の雨があがって、お日さまのもとパプリカ咲きました。
Oasisのアルバムを聴きながらそのリズムでがつがつ書いてます。昨日はおとなしい曲を聴いていたけど、こうして音を頭の中に留めずに、頭や体をぶんぶん振りながら聴ける音楽は好きです。多感な時期は洋楽から邦楽に流れてもバンドサウンドで過ごしましたから、ライブハウスの大音量で足元からもじんじんくる感じとか、あの密な空間で爆音にすっぽり包まれて"個"になれる感じ、時々ふっと入り込みたくなります。中学生の頃バンドに憧れて、掃除の時間ホウキをギター代わりに体育館のステージで歌って暴れていたのを思い出しました。初めてお年玉を自分の意思で使ってキーボードを買ったのもその頃だったと思います。10000円しないくらいのモノでしたが、当時の子供時分には大きな買い物で、楽器屋さんでたくさんのパンフレットをもらってきて眺めているだけで、いっぱしのミュージシャンにでもなったような気分でした。でも電子音は飽きる、と悟ったのは、買ってそうたたない頃だったように思います。 高校からその後若い頃は身のまわりのギターマンにはひと通り惚れましたねえ。チャボよりはキヨシローでしたけど、ダイアモンドユカイよりは断然シャケですよ。まあ、ムキになることもないんですけど、気づけばこのサウンドも青春てやつと繋がっているんですね。今の周りが知らない自分にふとスリップして、違う顔になるような感覚があります。そんな時はいつも少しどきどきします。でもOasisは全然リアルタイムでは聴いてませんが・・・ たぶんメンフィスソウル経由でジャズを聴き始めていた頃。 とまあ前置きが長くなってリズムにぶんぶんしてたら、ちょっと支離滅裂気味。何を書こうか忘れてしまいました。とにかくこうやって頭ふって余計なモノを振り払ってガツガツやってかないと、あれもこれも間にあわねーっていう状況になってきたってわけで。飛んでくな時間よ。
10/12 本当に大切なことは気づかないように在る
晴れ。今日も起きて真っ先にベランダに顔を出して甕、稚魚、卵と3段階になったメダカを覗く。幸い外側からは見えないベランダなので、もっさりした格好のままじっと、じぃっと、固まったように存分に眺めている。飽きないものだ。玄関の外ではパプリカの白い蕾がふくらんできた。あと少しだけ寒くならずに好い天気が続くと好いな。これで実がなることがわかれば、また春にでも蒔けばいいね。 昨日は外仕事だったけれど、そのあと都心へ出てあちこち用事に周ったら、その賑わいたらなんだかやっぱり自分も休日の中に足つっこんじゃったようで、日曜日みたいな感覚になっちゃったから、起きたらもう火曜日になっちゃって弱っちゃったなあという感じ。買い込んだ紙やら生地で部屋がわさわさ。こういうモノをさっさとゼロに戻したいのだけど、そのためには手を動かさねばね。 今日の題は昨日立ち寄ったミナペルホネン展の中の皆川さんのメモ言葉の1つ。だから無くさないと気づかないのだよね。ミナの洋服は私には不得意分野だけど、天井からどーんと吊るされた生地(テキスタイル)を見れば、そのクオリティにはやはりため息がでる。そう思わせるにはそれだけのことをやってるんだなあと、結局自戒。
10/11 東の窓から西日
昨日の夕刻のこと。ふと気づけば、お向かいの家の2階の窓ガラスに西日が反射して、うちの東の窓からちょうどよく陽が入ってきているのだった。偶然と必然が重なったほんのわずかな間のこと。気をとめないところで想像を超える大きなものが確実に動いていることに今さらハっとする。
 さてこれからレッスン。休日の街は賑わいすぎてて好きじゃない。誰とでもデートなら別だけど。
10/10 雨あがり 玄関のドアを開けたら、紫蘇の白い花殻がたくさん落ちていた。ふくらんだ実(穂)を、シラスとかき揚げにしようと摘む。小さくなってきた葉っぱはニンニクを少し入れたお醤油の中に漬けておいて、お肉を焼いたのと食べたり、刺身のツマがわりとかにちょいと食べます。今日はおろしたイカでイカ刺しだ。紫蘇は最後の最後まで美味しくて嬉しい。でももう摘むのはおしまいにして種がこぼれるのを待ったら、忘れながら芽吹いてくるのを待とう。  収穫。指先で実をぷつんとつぶせば爽やかな匂い。このぷつんぷつんとした食感が食べた時も好い。
 近いうちに実家に帰れたらたくさん摘んで塩漬けにしよう。
10/9
生まれたての音と
雨です。昨日は青空に誘われて、お昼前から我慢ならんと歩きに出てしまったので、今日はこもってしっかり仕事をしなさいよってことかな。歩いているうちに、歩くならちゃんとした靴が欲しいなあと、あちこち靴屋さんを覗いて履いて1足決めて、サイズが無かったので帰ってきてからネットで注文しました。体が左右歪んでいることは、ぎっくり体験を通じて重々承知ですが、歩いて気になるのは、背中(腰)の反りと曲がり。なんていうか自分が思う"格好良く颯爽と"というイメージの姿勢も、何かどこか間違っているようで腰が痛くなります。草場や周辺を何時間歩いていても大してどうということないので、平坦な街歩きのせいもあるかもしれない。片肩に荷物をかけるのもいけないと思うけれど、重いリュックを背負って腰が反るのが一番駄目です。こうなるとやはり今度は、きちんと背中に固定されるリュックが欲しいなあと、山ガールならぬ道草ガールは思うのでした。え、ガールですよ。常に気持ちは。 雨は変わらずぽつぽつ。こうして聴いている雨の音っていうのは、大半がひとつぶの雨が生み出す最初で最後の音なんだなあって、最近よく思います。そう思ってちょっと哀しくなったりするのは、人の勝手なところ。雨ほどに聴く場所によって異なる音の集合体はないでしょう。お隣とうちでも違う。すだれから垂れる水滴がアボカドの大きな葉っぱにあたって、ぼつ ぼつ とアクセント。そのたびに葉っぱはビクっとしているみたいです。
10/7
メダカもおたまじゃくしもつらつらとならぶよ 今日も好い風が流れてきます。めだかがどんどん増えているみたいで、もう数がよくわかりません。親の方の甕の中には、毎日お腹に卵をつけて泳いでいるメダカが2匹いて、水草のところどころに卵がついているのですが、新しいスペースを確保してあげないと隔離できません。なにか策を考えなくては。 今日はレッスン。今月からグランドコンサートに向けてのレッスンにシフトします。自分もまたアンサンブルも歌も子供たちと一緒に参加することになり、年末のスケジュールがちょいちょいと埋まっていきます。今日は早く行ってスコアをあれこれ書かなくては。こういうのを面倒がって避けてく人も居るけれど、なんてったって私は本番を味わいたいから、やっぱりやるんだな。指揮棒といっしょに自分や皆の音が呼吸するのを観たい。そのわりには毎回激しく緊張するけど。  ・newsでもお知らせ中の『marguerite
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にUPされました。 私も期間中気ままにお店番予定ですので、どうぞ遊びに来て下さいね。
10/6 ピンポーン
秋晴れ。最近どうも自転車に乗りたくなくて、近くが遠い。自転車が嫌というか足のまま進みたいというか、乗るという行為が面倒くさいのです。変なの。しかし時間的なことを考えると、スーパーに往復1時間とかかけてももったいないので必要にかられて乗るわけですがね。歩きたいみたいです。その分早起きしないとダメだなあ。今日も出来れば市役所と図書館へ行っておきたいのだけど、やっぱり歩いていきたくて、そうなると数時間コースになっちゃうわけですね。まあ今日あたりは体に負荷がかかっている周期なので、おとなしめに過ごすのがよいのかも。 ベランダを見れば、さわさわと吹く風に植物が揺れて、いつもより色んな音が聞えてきます。お昼までに荷物が届く予定なんだけど、あと30分しかないよ。佐川さん。あ、車がとまった。佐川のおばちゃんだな。
 ツボをついた足元セットが届きました!ありがとう。
10/5 金木犀ふたたび
青空が見えているけれど、陽はまだ届いてこない。昨日から街中の空気が金木犀の香りになった。四角い駅の構内も遊びに行ったお家の庭からも姿は見えずとも好い香りが漂っていて、網戸に鼻先をひっつけて友達の可愛い子供と一緒に「いーにおーい」を連発した。今日も好い匂い。天然アロマ。外を歩くたくさんの人がいつもより何気に癒されてるんだろうなあ。きっと実家の庭でも咲いてるはず。 昨晩寝転がって眠ってしまった座椅子の傍らには、開いたままのノートとペンがあって、よくわからないけどなにか思いついていたみたい。作りたいものがいっぱい書いてある。よかった。また作りたくなって。 あ、まぶしい光が射してきた。さあ腰を据えて始めますか。
10/3 アメリカ→カントリー→バール→ピザ
薄曇り。ときどき風が揺れて陽が揺れる。昨夜のライブは時折子らの声が響き、coyaのジュンさん特製poet
pizzaとシナモンロールをもぐもぐしながら、やさしい灯りのもとから紡がれる言葉を聴く、そんなアットホームな会でした。鼻水がまだとまらないので、鼻をぷすぷすしたりずるずるしたりでしたけど、永井さんの話題のペイズリーアンダーグラウンドも星くん競演バージョンで聴けたしね、楽しかったです。 歌は、音符と音符の間の音をどれだけ出せるかで、人を惹きつける味が出ると思っています。以前に、永井さんの歌集みたいな詩集に譜面書きでお手伝いしたことがありましたけど、永井さんの歌ほど、音符にして単調に譜割りしてしまうことで好さが激減してしまう歌はこれまで無かったです。仕方ないとはいえ並んだ音符の見た目のつまんないこと。楽譜を友としてきた人生が長いので、悔しいですけど。大抵私みたいな学び方をしてきた場合、楽譜を読んでそこから自分なりのニュアンスってやつを加えて味にしていくんですけど、その逆でしたから。まあそんな節まわしが癖になるペイズリーアンダーグラウンドでした。歌詞の中にある「ペコス」ってなんですか?と訊いた時、なんだかよくわからないけど、アメリカの小さい町の土ぼこりっぽさを感じた日のことを思い出しました。ああ、なんかまたピザが食べたくなっちゃったなあ。
 昨冬、友と仕込んだ味噌を皆がもう食べているというので、うちも早速出してみましたよ。何度かカビの危機に陥ったり、お汁があふれたり容器を変えたりして、かなり心配だったのですが、見た目まずまずじゃないでしょうか。地層みたくなってるけど。容器パンパンだったのが、縮んでました。縮むんですね?乾燥?匂いはまだ若干発酵のツンとした酒臭さみたいなのを感じるけど、味はマイルドっぽい。夜に味噌鍋にでもしてみよう。皆のと食べ比べしてみたい。 あ、足長蜂が久しぶりに簾をコリコリしに来た。
10/2 SONGLINE
秋晴れ。風邪や雨で篭りがちの1週間だったけれど、ようやく歯車がかみあって進みだした感じ。10月にして。でも別に年末を区切りして悲観に暮れることもないのです。よしじゃあ、1月は1つ大きなイベントがあるし、冬休みは2月にしよう。いやちょっと遅いかな。じゃあ旧正月あたりにしよう。ってやっぱ2月かね。 ともかく、あちこちと散漫にいろいろなことを抱えているけれど、その都度そこへ意識を飛ばせるようになった気がする。目の前を見る、こなす、次へすすむ。そんな繰り返しだけど。どこへと決まったわけじゃなく決めるわけじゃなく、偶然のようだけどあとから見れば必然だったんだなあというね。寄り添った場所がそのときの場所。口をついで出た他愛の無い歌が、次への意欲をすこし裏付けるような、そんな感じかなあ。
 読みたかった本がamazonから届いたら超分厚いハードカバーだった。出かけるときに持ってすぐにも読みたかったのだけど、ちょっと断念。 今は家ではほとんど本を読む時間は無い。もっぱら移動の時や外での待ち時間で。だから電車移動が長いと嬉しいんだけど、なかなか遠出もしないからねえ。 最近の一日は、あさ・なか・よる と大まかに分けて、違うことを進めてて、この日記はだいたい、"あさ"の途中か"あさ"と"なか"の間にブランチがてら書いているので、いつもアップはお昼前後。最近の"よる"はもっぱら針仕事。"よる"のおわりは基本的に、集中切れた時なので、昨晩は生地を散らしたまま寝落ち。ちくちくがチクっ!にならないよう気をつけねば。そしてまた朝の布団が気持ち好い季節になっちゃったから、ほんと起きれないんですねえ。情けないことに。犬でも飼ったらいいのかな。
 on
the move。さあわたしも動きますか。今日の"よる"は久しぶりに逗子COYAへライブを観にいきますよ。
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