あお展 終了いたしました。
ご来場ありがとうございました!



7/5 一晩あけて

 曇りのち大雨というところ。展示中は大きな雨もなく過ぎ、なんだか最後に熱をあてられたような感じで終了。
HPを見て遠くから来てくださったお客様もたくさんいて、ほんとうにありがたいことです。今日から徐々に家の中を片付けて、仕事を再開して、またなにか作っていこうと思います。展示の様子や作品など、合わせてネットでもご覧いただけるよう少しずつやりますね。
 静かな5日間のあとの最終日は、マーケットの方たちもいらして、お客様もたくさん。楽しくスタートしました。静かなギャラリーもいいけれど、人が居てる方がやっぱりお客さまにとってはすこし気が楽ですね。和やかに話しをする空間がまた心地良いものでした。

 帰り、嬉しかったことたくさん、これからのこと、色々なことが頭をぐるぐるして、製本のMMと一杯だけ飲んだだけなのに真っ赤ーになってまあ話のつきないこと。でも展示をしたことはとても好かった!絵も描いてよかった!さあしばし気がすむまでまた縫い物をしますよ!親方?たちとまめこは一緒に帰ってきたので、お届けの準備や「新)親方劇場」(←まだやるか)もはじまるよー。

絵本あおにつきましては、販売情報がわかり次第、当サイトでもご案内いたします。 お問合わせは≫マーガレットプレスへ

〔帰ってきた親方劇場〕

ふうー けえってこれたか
あいかわらずここは茶色ばかりだぜ


まずは先代に挨拶だ

あーんちゃん
・・・その呼び方はよせ


あんちゃん(甘)
よせっていってるだろ!照れるじゃねえか バシ!


ぐう さすがオレのあんちゃんだ つええ
あんちゃーん 待ってくれよう 
 ひとりじゃ起きあがれねえんだよお

 --こうして兄と弟として暮らし始めたこの2匹だが
自分たちがとてつもなく大きな力に操られ翻弄されていることをまだ知るヨシもないのであった.. (つづくかも)




7/4 最終日 どうぞお早い時間に

 早いもので最終日。今日はギャラリー主催のタンバリンマーケットという催しと同時開催になっています。
たぶんスタッフ関係者だけでもギャラリーの奥半分はわさわさになっていると思いますので、絵を観て下さる方は、混み合うだろう夕刻や後半よりも、昼前とか午後の早めの時間をおすすめいたします。もちろんマーケット目当てのお客さまも歓迎です。展示の方も、チラ見程度でもしていただければと思います。今回は最終日に集客が大きく偏ってしまったようなので、複雑さで心折れてる作家ですが、こっそり声かけていただけたら嬉しいです。昨日までお越し下さったお客さまにも色々な感想やご意見をいただきました。ありがとうございます。色々と葛藤や思うことは多かったですが、タンバリンみたいな綺麗で気持ちの良い空間でこうして観ていただけて、又こういった機会をいただけて、やっぱりやって好かったなあと思います。タンバリンスタッフの皆さまにもとても好くして頂き、なんだか楽しかったー。また次の機会にもお世話になれるよう、日々精進あるのみです。まだ今日一日残っていますが、皆さまありがとうございました。きっと明日は自分になにも課さずに過ごすでしょう。

さて,では昨日のつづき


〔親方劇場〕

ああ、このAOがどうかしやしたか?
オレの背中を見ろ...

!!!


産まれた時につけられたこの印
も、もしや...親方がオレの...
おめえ 今日でいくつになった
えーと、2週間てとこです
オレもだ・・・
!? きょ、兄弟ー

しかもおめえは忘れてるらしいが自分を猫だと思ってたら大間違いだ
オレもおめえも粘土ダー
ぴょー!ねーんーどー オーマイガ。


アンタタチ、イツマデ都会で遊んでンノー

ハっ まめこ姐さん!
とっとと家に帰るよ、きゅうりの下でアリンコ達が群れてやがんだ
明日から忙しくなるよ
撤収!

(完)

はい。アホ問答に最後までおつきあいどうも。
私も猫じゃないですけど、うー、草が食みたい気分です。しばらく生活リズムも変わっちゃって胃もおかしいわけで。野菜不足葉っぱ不足。
草場も4月以来じゃないかしら。そろそろ海の緑たちも気になるわー。気づけばツルナの時期じゃーん。あそこにきっと伸びてるわー、ううー思い出しただけでクラクラする。ムリー。近いうちに行くわさ。
しばらく文字どおり野放し。



7/3  5日目

 厚めの雲の向こうでぽわーっと太陽が光っています。今日は少し早くギャラリーに行こうかと、昨晩は早めに寝て少しだけ早く起きました。今は鳥が爽やかにさえずっているけれど、今日も蒸し暑くなるんでしょうか。ギャラリーは相変わらず爽やかにのんびりした空気が漂っています。来てくれたお客さまとゆっくりお話できるそんな時間が好きなので、まあ暇な時間もありますが焦ってどうなるわけでもなく、誰も居ない時間は内職したりして好い時間を過ごしています。お好きなペースで空間としても絵を見てもらえるのが嬉しいわけです。
 あおの本が並んで、本を片手にへ〜と原画を観てくださる方もいらっしゃいます。印刷ではやはりプリンターのインク色が強く中間色が弱いので、濃くはっきりとした原色カラー。それはそれでパキっとしていていいのだと思います。原画は全体柔らかめ、細かく色を変えて色を入れているところもあったりするので、どうぞ近づいて見てみてください。小さいモチーフが多いですしね。みみっちいんでしょうか。小さい空間に住んでいるせいかもしれません。なんやかやコンパクトにしたがる癖があるみたいです。この時期の寝相はけっこうダイナミックですけれど。部屋の外の植物たちもずいぶん伸び放題です。

〔今日の親方劇場〕←しつこい?

親方!こんなものが!
おお。最近マーガレット組が騒いでるアレだな?


なになになかなかいい仕事してんじゃねーか。
新しい匂いがぷんぷんします〜


ああっ

おい、でえじょぶか 足もと気いつけろい
にゃー ひっくり返っちゃいました〜

ん?おめえその背中の文字はなんだ?A、O...?

ま、まさかおめえ・・・

(つづく)

まさか何なんでしょうーか。明日で親方劇場も最終回。
絵本のあらすじとは100%関係ありませんのでー。あしからず。



7/2  4日目 

 早くも展も後半。昨日の夕方にギャラリーに絵本が到着。ばっちりな見事な装丁です。スタッフの皆さんと手を洗ってから恭しく手にとって、本の絵と原画を見比べ。だいぶ印象が違うので、どちらも観て頂きたい!と改めて思いました。今日きっと今頃まいまいが行って並べてくれているはずです。私は連日22時近くに帰宅後、深夜まで仕事をしていて、いつ寝たのか覚えていないような日々なので、どうしても午前中にギャラリーに辿りつけません・・・ 早めの時間に来られてお会いできなかった方にはほんとうに申し訳ない気持ちですが、なんとか最後まで毎日通えるよう、無理ないペースで向かいます。蒸し暑いですが、あと3日、大きな雨にならないといいです。
 毎日ギャラリーに行く前に、神社の"ちの輪"(6/20の記事を参照)をぐるぐるしています。どれだけ祓いたいものがあってお願いごとがあるのかって感じですがね。。。以前に母さんから、願い事をする時は「○○に住んでいる○○です」と住所と名前を声を出して言ったほうがいいと聞いたので、人が居ない事をいいことにブツブツブツブツ言いながらお参りしています。もしそんな神様頼みもたくさんのお年頃の私を見かけたら、ブツブツは聞かなかったことにして声かけてくださいねえ。さあ、仕度して行ってきます。

展示の様子をタンバリンギャラリーblogで素敵に紹介してくださっています。こちらもどうぞご覧下さい。
http://tambourin-gb.blogspot.com/2010/06/blog-post_30.html


[ 今日の親方劇場 ]

人生なかなかこえられない壁にぶつかることもあるってことよ
にゃー
でも親方〜 このかっこう楽っすねえ〜
うむ

6/30 あお二日目

 眠いです。もうちょっと布モノを制作しようかと思っていましたが、帰ってくるともう遅い時間なのでミシンは無理でした。うーん。
ギャラリーでは今日ものんびりと好いひとときを過ごしました。仕事も少しして、本を眺めたり。ギャラリーには展示スペースとはちょいと区切られた色々な作家さんの本や作品が並んでいるスペースがあるのですが、そこに置いてある椅子に座ってぼうっとギャラリー内を眺めているのがとても気持ちいいです。ちょっと隙間っぽいところが落ち着くのかもしれません。空間ひとり占め。これって本来は良いことではないですが...。
たぶん外からは少し目線が外れて見えにくい(と思う)で、ポケーっと外を眺めたりもしています。日没近くなると外の色がすこしずと青っぽくなっていって、ドア越しに切り取られた四角いそんな時間の風景も好いのです。
 というわけで、今日も友人たちや身内が観に来てくれお喋りしたり、夕刻頃にはお近くから来られたようなお客さんが数名ふらり入って観てくれたりで、まあわりとまったりですが楽しく過ごしました。そして6月も終わり。4月も5月も早かったけれど、6月の記憶が本当にほとんどありません。ああ、月の頭からぎっくりして悶絶していたんでした。心配なのでまだ毎日コルセット持参か装着ですが、その当初よりは随分と好くなりましたよ。電車移動が続いているので痛みは少々出ますが、あれほど曲がっていた体ラインもほぼ治ってきました。体って不思議です。腰体操はここのところずっとさぼってますー。未だ気がつくと床で寝ているような生活です。体操やらねばと床に寝転がった瞬間に寝てるのかもしれません。朝方布団にもぞもぞあがる毎日。いけません。展示が終わったらプールに行って体をほぐして、そして海にGOしたい。明日から8月末まで鵠沼もサーフィン規制が入るはずなので、へなちょこボディボーダーには嬉しい2ヶ月になります。7月ですよ。今年ももう夏なんですね!夏を制して一年を制したいところです。つまり 夏にかこつけて遊びたい と内なる声が徐々に外に漏れております。


もろきゅうサイズ。人工授粉できなくてしなびた最初の1つが、もろきゅうの右隣。やっぱり面倒見てやらんといけんらしい。
あ、どうでもいいけれど、↓親方が親分に変わってましたねえ。
現在も親方と弟子1はギャラリーをさすらってます。弟子2はわけあって奉公へ出しました。しっかりやってきやがれ。にゃー。
明日は粘土持ってって弟子3をこねてようかなー いやだめだな。




6/29 初日

 ちょっと見ないうちにきゅうりが生長していてびっくり。出掛けに思わず二度見。雄花の中に入り混じって雌花発見。しゃがみ込んで授粉したいのをこらえて急いで駅へ向かう。どこも蒸してべたつく中、ギャラリーは快適。友人達がわーっとやってきて、じゃねーと帰っていったあとは、静かな時間。しばらく何回かカフェでの展示が続いていたので忘れていたけれど、そうそう、私の展示の半分くらいはいつもこんな風に静かだったと思い出す。高ぶりや疲れのピークを徐々にクールダウンしてくれる時間。初日はそんな時間もありがたい。
何度も何度も作品を見渡して、ぼーっとして、うつらうつら。いやあ、毎度ながら展示ってのはなんて贅沢な時間なんだろうかと思う。次に自分ができることってなんだろう。まあ流れにまかせて好きな種をまいていこか。

 帰ってきて、玄関に荷物を置いてそのまま無言でハサミを探して前髪をジョキジョキ切った。落ち着いたらあれをしたい、これをしたい、と悶々とし続けていたけれど、短く一直線になった前髪を眺めながら、嗚呼これだったのかーと思うほど、この瞬間ほぉーっとひと息ついた。髪の毛と一緒にまとわりついていた何かが落ちた感じ。鬱憤が晴れるってこういうこというのかな?誠にすっきり。これできっと見通し良くなるぞ。ひとつのことが終わったような、新しく始まったような心持ち。作りたいモノの材料がまだ散乱してるけど、一旦〆て部屋の中も片付けてしまおう。そしてまた始めよう。


親分、都会って白いんすね〜
都会じゃなくて ここは たんばりん て所だ
まあ たんばりん てのは英式の呼びかたで、仏や伊じゃたんぶりん らしいが そんなことどうでもいい
似てるやつに たんぼらん とか たんぼりん なんてのもあるけど別物だ 
とらんぼりんじゃねえ
お前が跳ねるもんじゃなくて音が跳ねるもんだ おぼえとけ
にゃー 
ちなみにオレは たんぶりん派だ
おおー



6/29 あお 今日から

 本日よりタンバリンギャラリーでの展示です。今のところ毎日通うつもりです。今日はオープンから夕方くらいまで、他の日は午後13〜14時くらいから前後〜クローズまでの予定。
ギャラリーの最寄り駅はメトロ銀座線の外苑前駅です。
一番渋谷側の出口(球場方面)を出て1つ信号を渡って、次の信号(ベルコモンズのところ)を右折。外苑西通り(キラー通り)を真っ直ぐ真っ直ぐです。まだかなあと思う頃に、かっこいい自転車屋さんがあって、その先をもう少し下りきるとインテリアショップがあって、その2つ隣くらいの建物です。道をはさんで斜め向かいにミニストップ、ずっと真っ直ぐ行くと千駄ヶ谷の方へ続きます。
JR千駄ヶ谷駅からでも10分強くらいかな。もし近くまで来て場所がわからなくなっちゃった方は、ご連絡下さいね。



6/26 雨がふってきたようだけど


よし、搬入にいくぜ


にゃー!

親方ー 腹が減って頭がぐるぐるします〜

終わったらうまいもん食わしたる

とね、モクモクと制作しているといつもの脳内親方登場ですよ。

さて、そんなわけで、用意できていないものだらけですが、今日は絵の方の搬入。一応『緑のバッハ』の一部も持ちましたが、あおでうまく埋まるといいです。バッハもスペースがいい感じにとれたら飾ろうかな。
搬入が済めばひと安心、といいたいところですが、空のままの額も送ってしまったので、初日までまだねばります。布モノも制作中。
雨音に添い寝したいのをこらえて、オアシスを爆音で聴いて気分盛りたてるですよ。アドレナリンカモン。



6/24 time is money

 晴れ。風が心地好い温度。目まぐるしいようでどこか実感が無いようで、でも確実に追われている。というか、追われてるものに先を越されてそれを追ってるって感じ。ここにきて仕事の〆が月末まで連日のように。今日も1件あるのに今気がついて、オーマイガー信じられない...信じない。というわけにはいかないか。 
 作品はまだ絵をすこし描きたいのだけれど、今回のギャラリーは搬入が早いので、とりあえず送れる物だけを先に梱包。この数でいい具合に埋まるのかどうか、全く予想がつかない。まだ他に作りたいものもいくつかあって、大きなダンボールと紙、布、画材、ミシンやらで部屋の壁側は完全に埋まっている。それでもベランダ側が開いていて、一面グリーンが見えるのが救い。泣いても騒いでも、立って食事を済ませてしまおうとする日もあと少しだ。今日は頼んである荷物(材料)を受け取ってからレッスン。そのあと夜はbiweekly poet。いそいそ出かけている場合じゃない気もするけれど、今日は語り手が星くんで面白そうだもの。


6/23 甘い贈りもの


 先日お仕事をさせていただいた長崎の方がカステラを2本も送ってくださった。仕事のやりとりは大抵の場合、終われば終わり、の事務的なものなので、こうして終わってからふいに連絡をいただけるとなんだか嬉しい。糖分補給して頑張ります。相変わらずよくならない腰にもエネルギーが届くといいなあ。


もう考える前になんでもかんでも作ってみる。それが無駄になろうとも考えこんでなにも出来ないよりはいいかな。



6/21 ええ!? 

 ヤモさんが2匹連れ立ってやってきたー!しかも常連の方のヤモさんの色がなんだか白くなってるんですけど!さらに常連はあっという間に網戸の内側に入り込んでる... 描いてもボツばかり出ちゃって凹んでたけど忘れたわ。っつーかヤモ2匹の動向が気になって仕方ない。


6/20 ちの輪 くぐって

 ゴミの日でもないのに朝からカラスがうるさいのは、今日がカラス的に枇杷解禁の日に違いない。電車の窓から見える枇杷の木にも実がたわわ。誰も取らないのならば枝ごといただきたいのに手は届かないガラスの向こう。過ぎ去っていく。
ベランダではいちじくが日増しと育っていくのが楽しい。脇に小さいのがもうひとつ。今年は食べれるなあ。玄関前でやたらと成長をしているきゅうりには、あっさりとベビーきゅうりがたくさん!今年は種から植えたのであまり期待していなかったのだけど、苗以上のモウレツっぷり。種は2月に神戸に行った時、VIVO,VA bookstoreのフリーペーパーコーナーから貰ってきたオーガニックきゅうり。元気な種をありがとう。
それなのにああ、授粉の季節だというのにああ、今は心がそっちに落ち着かないの。虫たち頑張れ。冬につくった味噌をつけて食べれるかなあ。
 昨日はコルセットをぎゅうーとして、タンバリンギャラリーへプレガちゃんたちの展示を観にいく。2人らしい完成された空間に「おお!」と感動して浸るのと同時に焦る。ラスト1週間、私もなんとかやらなければ。まだ空間全体のイメージが出来ない。


 ギャラリーの前に近くにあった神社でお参り。いつも昼間に通らないので気づかなかったけれど、素通りしていた場所には色々なお店もたくさん。神社ではスーツ姿のおじさんの真似をして"ちの輪"をくぐる。最初道からチラっと神社を見たら、何だか大きい輪の中をぐるぐるまわってるおっさんが居て思わず「なんだ?」と入ってしまった。初めて見たなあ。
おじさんのあとに、ぐるぐる輪をくぐって、今年はどこへ行ってもガツガツしたことばかりお願いしていたから腰を痛めてしまったんだわ...と反省し、なにがなくても健康をと願う。でもね、ちょっと元気になるとすぐ欲が出ちゃうわけ。勝手に期待したり欲張ったりくじけたり落ち込んだり、わかっててもずっとそういうものなのかな。そんなものなんだろうな。
そんなことを思い返しながら、帰宅後は猛然と作品用のスケッチ。朝方ふと気づいたら、床で寝ておりました。いつ・・・。体冷えてるし腰固まってるしー。馬鹿だ。今日は午後からピアノの方のイベント経由で夜は三茶のリーディングイベント。何故ここにきて重なりますかね。お風呂に入って温まってから行こう。


6/17 フル

 今日も暑くなりそう。昨日は飾る絵をチョイスしながら仮額入れ。絵が小さいことと、飾るにはどうなの?というカットを外していくと、思ったよりボリュームが無い。描きかけていた数枚に加えて、ふたたび下絵を考える作業。まだやりたいことがいくつかあるのだけど、間に合うだろうか。そしてこんな時にばかり仕事の話が続いたりする。仕事ならまだ割り切れるけれどね。今週中で絵は描き終えてしまいたいなあ。
 今日は昼からレッスン。日曜のプレ演奏会に向けての仕上げ。今回は、らしく楽しく弾ければいいと思うけれど、これが終わったら今度は冬のコンサートに向けての曲決めだ。レッスンの方にもきちんと向き合わないと。そして自分もちょい役で弾きたい(出たい)ので、可愛いAくんにうまいことアプローチして連弾もさせてしまおう! と ひそかに思っている あざとい先生である。かっこいい曲探そーと。(本人は"ラーメンの唄"をやりたい!と言っているが、よく知らないし。)
 雨が降らないだけ救いなのだろうが、しかし眠い。マーガレットプレスの岩崎さんのダイアリーを読んで、そういえば今月は検査の月だった...と思い出したことを思い出した。早いところ行かねばなあ。


初収穫。ぱくり。美味しい!どんどん赤くなれ。


先日の絵本表紙プリントの図。見よ、製本家MMの敏捷な手の動きを。プリントとは関係の無い動きだけどね。黙々と手を動かしながら、話の半分はあーでもないこーでもないの恋愛話。



6/13 すべりだし

 静かな日曜の朝。まだ空気はすこし肌寒いほど。今日はこれから出張レッスン。そのあと展用の買出し。昨日のように暑くならないといいのだけど。もう動かないわけにもいかないので腰にもすこし頑張ってもらいます。出かける前に鉢植えたちに水をあげていかないと。



6/12 初夏

 気温上昇中。蒸し暑くて目が覚めるようになると海に行きたくなる。で、行けても行けなくても枕もとの携帯を探して波チェックをするわけです。それが私の海シーズンの始まり。今日が今年のシーズンイン。しかしその前にプールで少し体力をつけておかないと。の前に腰体操でした。
「腹筋が出来ないのは腕あがんないのと同じことだからー」と整形の先生が言っておりまして、そりゃやばいっ と素直に思ったイシカワですが、やってごらんと言われて出来なかったのは、腰激痛だったからなんですけどね。たぶんできるはずです。久しくやってないけれど。腹筋も背筋も海に入ればいやおう無しに鍛えられちゃうはずなので、やっぱり海に行きたいなあと思うわけですね。それにはまず、ボードを肩にかけてチャリで駅まで行けるようにならないといけません。やっぱり腰体操すね。先生。
 そんなピーカンの今日ですが、篭ってデスクワーク。絵本の製本をしているまいまいから進行具合の探りが入りましたんで、あおの表紙を考えなくてはいけません。出来上がった絵っていうのは、なんだかいとも簡単に描けてるように見えるのかもしれませんが、何日かけても仕上がらなければゼロです。2枚目でも3枚目でも何枚描いても常にゼロからのスタート。こういうことに苦しくなると、手順が決まった作業がやりたい...と思ってしまいますが、そういうのも苦手だからこんなことしてるんでした。さて、あおに頭を戻さなくてはいけません。まいまいも今日あたり泣きながらコツコツやってるのでしょう。そう思ったら頑張らねばね。全身を解放させて。いいイメージ降りてこーい。カモーン。嗚呼、山にも森にも行きたい。散歩に行きたーい。外へ出たーい。




野菜たちも元気。きゅうりはちょっと暑がってる?


苺はそろそろ終わり。気温が上がってからの方が、甘味が増して美味しくなりました。今年はたくさん収穫したし、お礼の肥料をあげなくちゃね。


6/10 紫陽花が色づきはじめた

 暑いほどの日射し。植物たちがみな干上がって、水道とベランダを行ったりきたり。腰はなかなかまだ戻らず一進一退というところ。動くのはだいぶ動けるのに、荷物を持つと負荷がかかるようで、すぐに歩くのを放棄したくなる。こんな重たいものを持っていつも歩いていたのか、と思うほど歩きづらい。同じ手でばかり鞄を持たないように、と聞いてもあまり実感が無かったけれど、今ばかりは「右よ、いつもごめん」とねぎらう。
そうはいっても、バッグを捨てるわけにもいかず、せっかく電車に乗って出てきたのだから作品の材料を調達せねばならん、と 心を無にして仕事後に画材屋まわり。
家に戻ってきても、仕事と作品とあと何だかで頭がぷるぷる。リミットが見えてきたので、起きていれる間は限界まで起きて、気絶のようにぱったり眠る毎日。頭も肩も腰もパンパン。パンパカパンだ。
そうそう、もう今回はパンパカパーンて感じにしたいんだな。また漠然としているわけだけど。いや余計なこと考えないほうがいいのかなあ。ああーもー。黙って手を動かさねば。


腰痛体操もしなくちゃあ。お悩みですもの。でもやりながら寝ちゃいそうだ。↑「いたたたた...」って顔をしてるお姉さん。せつないのよねえ。



6/6 そしてまたはじまる

 快晴。すこし湿気を感じる空気がこの時期らしい。6月なんだなあ。昨日くらいから体を動かすと、コキ ポキ と小さく体が鳴るようになった。体がようやく間違いに気づいたみたいで、少しずつ直しているんじゃないかなあと勝手に思っている。けなげで可愛いやつ と鳴る度にちょっとほくそ笑む感じ。違和感はまだあるけれど動くのもだいぶ楽になった。
 昨日のライブは、初夏らしいしっぽりと潤う夜が、みんなの肩を包んでくれているような、なんだか優しくていい時間だったと思う。そうだよ、こうやって始まって、そして今日まで続いてきたんだった。と、ギターを抱えて静かに歌いだす永井さんを見ながら、ライブの最初の頃のことや、ディモンシュで初めて永井さんの唄を聴いて、なんだ!? このおじさんは!と思った日を思い出す。こんな今夜をまた忘れないでいるんだろうと。
きっと変わらないといけないことは考え出せば色々あるけど、変わらないからやっていけることも沢山あって、今日だからこその今日なんだなあと、しみじみとした夜でありました。でもオレは楽器をもう変えないと!不完全燃ショー。ダウナーイシカワ、自分を感動させずしてどうするか。
 さあ、個展のDMもジュンさんがCOYAに置いてくださることになったし、今日から展に向けて集中します。ガーッツ。


コリアンダー。
こうなっちゃうと美味しくないので、もう放っておいて種を待ちます。


次世代(左)があちこちで生育中。麺の季節、早く大きくなれよー。
右の葉っぱは勝手に間借りして生えてきたやつ。キミは誰?きゅうり?と思ったけれど、もしやゴーヤか?今年はまだゴーヤアクションを起こしていないのに、いつのまに忍び込んでいたのか。


ユーカリも地味に脱皮中。ペリペリ気持ちよく剥けます。



6/5 ぼちぼちとね


  晴れ。昨日の天気予報では、次第に雨がくるって言ってたけれどどうなのか。腰はずいぶん落ち着いて、よっこらよっこら動いています。ただ身体の曲がり(正面から見て"く"の字っぽい)がまだあって、歩く度に色々なところに負担がかかってあちこち凝り固まってしまう。起きた時はよくなったように見えても、やっぱり動いているうちに曲がってく。どこへ行きたいのだい、わたしの腰よ。
 今日はこれからcoyaライブなので、出かけるまでひたすらじーっとしています。曲も出来たし練習もしたし、あとは行ってから本番用の楽器でちょっと弾いて、なあやさんと初合わせ。今日のはわりとスピーディに弾くので鍵盤が小さくなるのが心配。もしかしたら鍵盤足りないかもなー。まあ辿り着けばそんなこともなんとかなるべさ。楽しみ。自分たちのステージを客観的に見たいなあと思う。
コルセットで胴が太巻きみたいになって、ちょっとあちこち傾いていますが、わたしは元気です。ライブは逗子COYAにて19:30〜観に来てくださいませ。DMもお披露目です。さてすこし横になってようっと。


6/3 動いてます そして あお

 今朝は悶絶せずに起き上がることが出来ましたよ。急にどうしたんでしょう。機は熟したってやつですか?大歓迎ですけど。
昨日の整形外科では、もんどりうちながらレントゲン。ここのレントゲン技師さんは、毎回みじんも手を貸してくれないうえ、痛い身には非情な姿勢を要求するので、撮り終わる頃には冷や汗だらけになる。せめて「ゆっくりでいいですよ」くらい言ってもらえると、どれだけ心が楽になることか。しかし骨も椎間板も特に異常なく、おじいちゃん先生に足を羽根のようなものでなでなでされ、足首をくるくるされたあと「こりゃ典型的なぎっくりだね」と、やっぱりねー な言葉がポーンと飛んできて、それでなんだか安心した。
「特にぎっくりしてないんですけど、ぎっくりですか」「ぎっくりだね」
「(体が)曲がっちゃってるのは、痛くなくなったら治りますか」「治るね」
「痛みがひいてきたら、腹筋と背筋を鍛えなさい。それを根気よく地道に続けることね」「はあい」
てな具合。
整体でも鍼でも、診たてや対処のようなことは一切応えてくれなかったので(そういうものなんだろう)どこか不安だったのが、一気に解消されて今の状態を受け入れられた。
最後に硬いベルトみたいなコルセットをぎゅううーとされて、「んじゃね」と一応痛み止めと湿布を出されておしまい。あー。腹筋ねー。運動ねー。確かに。忙しさにかまけて冬前からずっとプールも行ってないしね。
 ぎゅーっときつく巻かれたコルセットのせいで、腰ががっつり守られているみたい。多少矯正されているのかな。バランスは相変わらず悪くてスローな傾き歩きですが、手をつかずに自立出来ます。圧迫されてる骨が痛かったり、歩けば歪みの強い側の背中からお尻まで力が入ってコリコリだけど、この分ならなんとかレッスンに行けそう。今日は久しぶりに来る子が居るので休みたくないのだ。ゆっくりゆっくり休み休み行ってきます。

 昨日チラ見せしたDMを、ご案内面と合わせて"つぼにわ"の方へアップしときます。"あお"がなんなのかは秘密にしておきますね。絵本を読んでみるとわかりますよ。私も実家へ送る分をはやめに確保したいところです。予約、詳細はマーガレットプレスにお問い合わせ下さい。2B.を見てくださっている方は私宛でも大丈夫です。個展の際にお声をかけてくださっても大歓迎。
 



6/2 未だ使いものにならず

  腰が悪化して早5日目。心配して連絡をくださる皆さまありがとうございます。しかし未だ一日の大半は、にじり寄りの移動。同じ格好をつづけていると固まってしまうようで、次の動きがとれなくなるのでどうしたらいいのか落ち着かなかったり、うっかり眠ってしまって涙をにじませながら起き上がったり。
もはや当初の腰の痛みというよりも、痛みで曲がった身体のゆがみからくる痛みの方が大きいような気がします。腰に力が入らなかったり、動かせないと、下半身は死体並みに重い。だから死体を引きずるって相当だと思うんだけど。ってのはまあいいとして、寝転がってしまって、右足の下から左足のつま先を抜くのにどれだけ時間がかかることかってね。ぴくりともしない自分の下半身の重さに衣服と寝具の摩擦が加わって、みじんも動きはしませんよ。絶対にシルクのシーツとパジャーマを買っておこうと誓うのに時間はかかりません。
 まあ、そんなわけで口だけは達者ですが、困ったものです。痛いのにムチうって整体も鍼もデビューしちゃいましたよ。鍼はふ〜ん、て感じで、整体は先週に行ってから痛みが増したので、私の場合あまり合わなかったのかもしれません。まあ激痛になってから行くところではないのでしょう。他人が一生懸命にマッサージしてくれるのは、ほんとありがたいと思いましたけれど。
とはいえ、いつまでも寝たりぐったりの生活をしてるわけにもいかないので、今日はとりあえず整形外科に行ってみようと思います。痛みの原因が歪みだとしたら整形外科に何かしらの効果を求めるのは違うと思うけど、注射でもしてもらって痛みが軽減されたら、過剰な歪みの少しは戻るかもしれないという、藁をもすがる気持ち。うちは母さんが私と同じ歳の頃から(今も)腰痛で苦労してきたけど、腰痛持ちの人ってみんな藁が見えたらすがってしまうんだと思う。でもすがるのは痛みがひどくなる前じゃないと駄目だね。痛くなったらもう藁じゃブチブチ切れちゃうんだわさ。切れちゃうと心も折れるわ。あたしだって折れちゃうわーっと言ってるところに個展のDMが届いたので、持ち直しました。結構綺麗な感じの仕上がりでひと安心。


またちゃんとしたのを後日。
ギャラリー詳細は>>こちら


5/26 曲っていうか音 たとえば蛇口から水滴が落ちるみたいな



 曇り。窓を開けっぱなしにしていると肌寒い。今にも雨がきそう。今日こそは曲をつくらねば。昨日は仕事のあとに、と思ってたら夜になって、仕事をしながら展示のことに頭が流れてそのままスケッチなどをしていたら深夜。ほんとに「時間よ〜とまれ〜え」って感じ。
言葉にしても曲にしても、わりと孤独なところから生まれるので今日みたいな天気はもってこいな気が。(とか、なんとかして自分を高めてる)



 例えば、1曲だけなにかリクエストを、と言われたら、パーっとする音楽もいいけど、やっぱり弱い部分につけこむように沁みてくるような曲がいい。ふん、そんなのありがちじゃん て言われそうだけど、奇をてらわずそういう狙い通りみたいなのでよくって。でも確実に誰かの何かをふるわせるそういうのをさ、作りたいんだよね。ま、まだなーんにも鍵盤にも触ってないから、何ができるかわかんないけど。(とにかく気持ちを曲作りへもっていこうと自己暗示気味に色々とね)
 遠くで空が鳴り出した。電車が走る音もいつもよりよく聞えるし、じきに雨だ。お茶だけたっぷり用意しておこう。さあ。


5/25 ハイリラックス

 晴れ。きゅうりの苗が育ってきたのでプランターへ植え替え。コリアンダーと大葉もわさわさ育ってきて、薬味に重宝する。
 昨日は夕暮れの雨の中、みほこちゃんがぴゅーんとやってきて、一緒に夜ご飯を食べて喋ってまたぴゅーんと帰っていった。フットワークが軽い人って気持ちいい。自分は最近めっきり出不精なので、人が家に来てもらえるとほんと嬉しく、テンションあがる。見送りにちょいとそこまで外へ出て、バイバイしたあと「ようし!曲作りすんベー!」とダッシュで帰ってきたのはよかったけれど、まず集中!と部屋の明かりをすこし落として、バスタオルを頭からかぶってヘッドホンで音楽を聴いているうちに、寝た・・・。寝ましたとも。すっかりリラックスしちゃってね。だいたい暗がりに篭って静かに瞑想?するってところが、寝るシチュエーションを作ったとしか思えないけど(大抵いつもこのパターンで曲作る前は一度寝る)、限りなく無に近い状態から何か聴こえてくる音を待っているつもりなのである。今日再度リベンジを試みる。


トマトはここに越してきてからはじめての栽培。


5/24 バランス

 カラスが集団で近くにいるらしく騒がしい。こないだ横須賀に行った時、木の上にカラスの巣があって中に雛がいるらしくピーピー聞えるので眺めていたら、親ガラスに見つかって執拗に威嚇された。見てただけだよ、とすぐに立ち去ったけれど、あのカラスにはきっと顔を覚えられたに違いない。カラスはなかなかに賢いからこわい。今日もきっと近所のごみ収集所を狙っているに違いなく、集団カラスの鳴き声は、あまり嬉しいものでもない。あっ、今「ハハッ」て言った。笑った?
 ここのところ体調が低迷中。5月病なのか?と思うような、はっきりしないけどでも駄目な感じってやつ。昨日はレッスンに向かう電車の中でじわじわ血の気がひいて途中下車。雨の中を駅まで歩いて汗かいて、蒸した締め切りの電車の空気にあたったのかも。貧血といっしょに腹痛と頭痛と吐き気がやってくるので性質が悪い。
家に篭っている間は数日あちこち重たい荷物を動かしていたりしたので、また腰がすこし横へもってかれたように曲がってしまった。痛い右側の腰をかばうので、前屈すると真っ直ぐに曲げてるつもりなのに、上半身は左へずれてしまっていて、鏡の前で相当びっくりする。心身ともにバランスがちょっと悪い時期みたい。



5/21 いいときもあればそうでないときもある


 どっちかにいると、どっちかを忘れるんだなあ。山に篭りたいとか考えちゃったりしてね。困ったもんだね。それにしても今日は暑いほど。部屋の中は夏の蒸し暑さ。


 今年も苺はじまりました。大きいのも小さいのもぶさいくなのも、おとなしく赤くなっています。味は別にどうってことありません。野生種の方が、香りが豊か。蟻をつぶしたときのあの匂いが。つまり蜜ってことですな。




5/20 しょぼしょぼ と ガッツ



 引き続き雨。ここのところずっとぼうっと眠かったり集中できなかったり、いまいち覇気が無かったのは、どうやらホルモンのせい。加えてこの雨で、昨日はほんとうに一日中、何をしよう何をしたらいいのかと考えていました。ホルモンが悪いわけじゃないけど、ホルモンのせい。誰のせいでもなくね。ホルモンめ。 しかし牛や豚のホルモンていったら焼いて美味しいアレですけど、人のホルモンていうと一般的に、物質のほうになるわけなんですよね。それってなんでコロッと違っちゃうんだろうと、そんなことをふと思いました。ぼうっと何も手に付かない時に。そんな時じゃなければ、そんなことどうでもいいことなんですけどね。いや、横道反れました。
 で、どうも頭が働かず、1つ何か終えるたびに えっとそれでどうしよう? の繰り返し。仕事も決定力と判断力が無いのでラフ止まり。そのあとは考え悩んで、それじゃあと6月末の展示のDMを作成。マーガレットプレスさんから発行の絵本『あお』に描いた絵の展示です。(詳細はnewsで) こちらはデータ見では、なかなか綺麗なモノになったと思います。2〜3日置いて見直してから印刷に入れる予定。サイトでもご案内しますね。
 今回の展示はギャラリーから声をかけていただいた機会ということなので、色々厳しい情況だけど腹を括って。DMもいつもよりたくさんの方の手に渡りますようにと願っています。今は自分の面倒は自分でです。絵本の方はもうマーガレットプレスさんにお任せしています。そろそろリリース準備も進んでいると思いますが、こちらもたくさんの方に見ていただけると嬉しいです。7月頃の発売なの
かな。展示はそれに先がけての原画+αのお披露目です。まいまいが必死で製本してくれてるので、本のほうも展示期間中に一冊でも出来れば置いておきたいと思います。
しかしね、手製本ていうのは、ちょっとした手順で大きく予定が変わったり目論見が外れたり、なかなか思ったとおりにいく物ではありません。でもそこをクリアしていくのが楽しいっていうか、励みとか反動力になるのですよね。それで、選択肢とか可能性が分かってきて広がっていく。作品を作るのと同じです。そして、作ってみれば作るほど、その最中にどんどん新しいアイデア、可能性が出てきちゃうんだから困っちゃう。大抵の場合は思いついたこと全部をやっている時間はないし。だから、今作っているもの(出来上がったもの)に満足しないのではなくて、もっときっとすごいだろうという次が(妄想だけどね)が見えちゃってるので、いやまだまだ〜と思うのです。まいまいもね、きっとガシガシ悶々制作しながらも、次とか次の次のこととかをぽわ〜んと思ってるに違いないです。箱作りたいな〜とかね。笑 かくゆう私もまだ表紙にもうひと仕事絡みますが、出来上がりを楽しみにしています。
原画のほうも、ほんとうは全部を違う手法でもう1回描いて比べて見てみたかったー。けどいつだって時間がつきものです。今から変えたらそれじゃ原画展じゃないしね; でもそういうことが、次へ繋がる。
手法は変えないけど、まだ少し描き足したいと思っているし、展示は個展として楽しんでいただけるようモリモリ考えます。ガーーッツ。
今日はこれからレッスンへゴー。


5/18 いい天気

 いろいろ全部忘れてどっかいきたーい。でも寝起きからなんだか頭が痛い。すんごいガンガン弾いてる夢見ちゃったから力入っちゃったのかも。そろそろ鍵盤の前に座れってことなんだろな。でもまだ何かピンとこないなあ。 色々やらなくちゃいけないことはあるけど、パターン作業はどれもやっちゃったし、創作にはどうも落ち着いていない。発送業務ついでに少し歩いてこよか。まずは体にチャージか。


5/17 父さんの告白 ふたたび

 昨日の昼のこと。仕事の事務処理をパソコンに向かって真剣にやっていると携帯が鳴る。誰かと見ると父さん。上京して20年あまり、父から電話がかかってきたのは過去2回のみ。滅多に電話などかけてこない父からである。咄嗟に「何かあったのか!?」と身構える。
が、出るや否や「あゆみちゃ〜ん?とうちゃんだけど〜 へっへ〜」って、酔っ払ってるんかよっ!訊けば町内会の旅行で横浜に来ていて、どこだかの公園でフラダンスを観ながら昼食休憩とのこと。すでにアルコール注入済みで、「久しぶりに外で飲んで(家では基本禁酒中)、とうちゃんすっかり楽しい気分になっちゃってさ〜解放されてるの〜」って・・・。たしかにすっかり何かから解き放たれてるわ。
 実家に帰っても、用事以外は滅多にそんな風にお喋りなどしない父である。相当まわっちゃってることくらい訊かずともわかるよ。 全くしょーがない人だっ、と思いつつも、でも酒の勢いが無いと娘とこんなふうに喋れない人なのだ(過去にもすでにディープな経験あり)、と思うとちょっときゅっとする。いや、実際その場はしんどいけど。
 父と娘ってのは、こんなもんなんだろうか。照れなのか?気まずいのか?こないだ帰省したときも思ったのだけど、妹とはわりと自然に会話をしている。自分もあまり必要以上に話をする方では無いこともあるだろう。歳をとってからの方が、帰れば母さんとも色々喋るようになったけれど、10代〜20代の頃の私のほんとのところを、親はあまり理解できなくて居たように思う。20代は一年に4〜5日程度しか帰ってなかったし、中学、高校の頃なんて、とりわけ親に相談するようなことも無かったからしなかったんだけどね。わりといつの時も自己処理型。だいぶ大人になってからは、あれこれ色々あったから、父さんなんかは、ひょっとしたら不憫な子と思っているのかもしれない・・・; 

 まあ酔った父さんからの電話は、何だか気分が大きくなってきたし、よーし、あゆみに電話かけてみよーってくらいのもんで、用事もなにも無かったわけだけど、最後に「とうちゃん〜まだまだ元気だから、困ったこと(まあお金とかだ)があったらお母ちゃんに言いな、な」だって。嗚呼。きっといつもそれが気がかりだったのだね。ありがとう。 ってほんとならじーんとしてしまうに違いないが、なにせ電話の向こうはすっかり楽しくなっちゃってる父ちゃんである。この人のお酒の失敗は数知れず(それが度を越してきたため禁酒)、こっちにしてみれば 愉快に笑うその声が気が気でないわけで。母さんや妹だったらガツンと一発、注意するのだろうが私も私で父さんとは面と向かって強いことを言えず「父さんも色々気をつけてね」とだけ言って切って、何事もなくちゃんと観光して家に帰れますように、と祈るのでありました。
私も妹も飲むようになったのは家を出てからだし、母さんが一緒に晩酌をするような家だったら、父ちゃんの酒癖もこんな感じにはならなかっただろうなあ。飲んでなければ無口で畑も大工も仕事もやる事やる好い父ちゃんなのです。


5/16 ボンビノス伸びる

 快晴。昨夜は暖房をつけてショールを巻いているほど寒かったのに、日がさせばこの暑さ。これじゃ風邪を人も多いわな。今月も来月も普段以上に寝てる時間は無いので気をつけて自己管理せねば。よく食べてよく動く。意識して動かないと。

 昨日はよく歩きました。横須賀アートウィークで廣瀬義智くんの写真を拝見してから、もうすこし京急を下ってお目当ての神社へお参り。

 海を見れば大きなタンカーや船ばかりで、ああやっぱり東京湾、横須賀なんだなあと思うけれど、立っているところは西伊豆とか北陸日本海沿岸の小さな入り江の漁村みたいな町。海シーズンはどうなのかわからないけれど、気取らずただめいめいが必要な営みだけをして暮らしているような印象。いいところ。物珍しげに観光気分で歩く自分が恥ずかしいような気がして、知った顔で道をずんずん歩いた。山からむうっと緑のにおい。風の先には海。

 車道をそれて細い脇道に入ってみる。歩いている人など誰も居ないけれど、知ってるふうに余裕顔。知らない街でもどこでも、わかった道じゃなくて、路地に入るのが好きだ。迷子になるのは平気だし、なったらなったで何とかなるだろうと思う方。日本から出ちゃうことは無いし。これは幼少時からそうだったよう。「あんたはデパートに行っても勝手にずんずん好きな所へ行ってしまって、(いつひとりに気づくかこっそり見てやろうと後をつけていた)母さんをとうとうついに一度も振り向いたり探したりすることは無かったんだから!」と最近聞いた。そんなこと言われたって覚えてないし、当時は母さんより魅力的なモノがデパートには満載だったんだろうよ。


 ま、そんなことも、ほら、ちゃんとお目当ての場所に着きましたしね。友人がよく行くという浜辺の店で海や本を眺めながらおひとりビール。アテはまぐろのタマゴ煮と野菜のマリネ。この界隈、気に入った。
帰り、バスを待つのも乗るのも面倒になったので、とりあえずまた歩く。緑に囲まれたり、海岸沿いだったり。次のバス停がどこにあるのかわからないまま歩いて、たしか来る時に2回くらい(バスが)曲がったような気がする...と何となく歩いているうちに駅に到着。
 郁ちゃんに、近くに居ることを匂わせたメールを送ったら、最寄駅まで大きい貝を持って出てきてくれた。今週はずっとロンリーモードだったので、嬉しくてハイタッチいっぱい。ボンビノスもいっぱい。くちゅ とか きゅー とか喋るボンビノスと一緒に電車に乗って、途中で友人と合流して、くだらないけど切々とした今の心の叫びを好き放題喋りながら食事。くだらないことは、あとにひかないから疲れてる時にはいい。プチ発散。

 ボンビノスは、一晩砂をはいて疲れたのか、ちょっとぐったり?だいぶ出ちゃってますけど...。まさか食べる前に死んだのか?と こじ開けようとしたら、ビュっと水を噴いたので大丈夫そうです。早いところいただきまーす。ありがとう。ほんとうに、過ぎてしまえばあっという間の一日。また頑張る。



5/15 日向のきのこ



 快晴。起きてすぐ、買ってあったキノコ類を干す。部屋とベランダの境に座って、足を日向にあてながら、植物を眺めたあと、ぽかんと空を見る。昨日も同じような時間に同じようなことをしていた。昨日は朝早くからガス台の交換作業が来ていて、穏やかな昼前にはもう眠くてしかたなかったのだった。でもガス台が新しくなって、お湯の沸くのが早くこと!これで高くてしょうがなかったガス代が、少しは減ったりするんだろうか。プロパンはほんとにガスが高くて、冬場なんかは毎月嘘でしょ?といいたいくらいだ。それに加えてのガス台不良で絶対に余計に漏れてるに違いないと睨んでいたのだけど、どうだろう。
さてこれから横須賀。アートウィーク最終週。天気もいいし、せっかく横須賀まで行くんだし、少し足を延ばして前から行ってみたいと思ってた海の近くの神社へも寄ってみようと思う。今日が土曜でひとりってのが、なんかチっという感じだけどね。まいいさ。下り電車は好きだし。
しかし、ああほんとに好い天気で、揺れてる葉っぱを見ていると、すぐボっとしちゃう。顔洗って仕度しよ。



5/12 おはやいでございます

 曇り。まだたっぷりと湿りをふくむ朝。9時過ぎから、バスルームの換気扇の取替え業者さんがきていて、ガタガタと作業中。この換気扇、ゆうに3年くらいは動いていなかったのだ。動かない間は、カビカビになったら困る、と逆にこまめに掃除をしてたので、特に困ることもなく放置してたのだけど、ほかにもガス台の調子も悪いしで、更新を機にようやく直してもらうことにした。
で、それを不動産屋に申し出たのが3月。それから不動産屋さん、不動産屋さんおかかえの業者、大家さん、大家さんおかかえの業者さんと、まー色んな人が見に来て、そのたびに同じことを見て訊かれ申して、それでやっと今日作業。これでやっと終わる・・・と思ったら、ガス台の方は、間違えたモノを発注しちゃって、それはまた後日なんだそうだ。ああ。もう。
今据付けてあるガス台は、老朽なため不完全燃焼気味で火力は弱いし、弱火は消えるし、冬頃からは消すときに軽く ボンっと爆発?するようになったので、換気扇が動かないよりもこっちの方が何かあったら怖いからとお願いしたのに、スムーズに行かないとはこういうことで。しかも、「取り替えてくれる気があるなら更新するけど〜」めいたことを言ったので、不動産屋も気にしてるのか更新の手続きも来ないし(もう先週で契約切れてます)、契約切れてるから当然火災保険も切れていて、日々デンジャラスなガスレンジで料理をわさわさ作りながらも、火を消すたびに内心ヒヤヒヤである。
でも、工事のおじさんがいかにも職人さんて感じの風貌で、好きかそうでもないかに分けると、好ましい方の人なので、まあしょうがないか、と思う。父さんぽいんだな。
 と、扉一枚隔ててはいるけれど、同じ部屋の中で動く人が居るとどうも落ち着かなくて、どうでもいいことしか思い浮かばないんだなあ。音楽でもかけといたほうがいいんだろうか。
それより次(ガスの作業)は今日よりもっと早く来るとか言ってるし、起きて身支度整えていれるのかアタシは...。今日より早いって8時台...。そして工事が終わる昼までトイレに行けないことに今気づいたけど・・・。え。 


昨日の雨できゅうり発芽。苗に育ててから植え替え。



5/11 メンテナンス

 雨降り。ここのところ起きれば鉢植えの土がカラカラで植物がくったり、という落ち着かない朝だったので、この雨は少し嬉しい。連休に蒔いた野菜の種がちょうど芽を出しはじめたところだから。それに静かな雨は、いいよ、閉じこもってていいよ、っていってるみたいで、ちょっとほっとする。今は少し崩れた生活とか体勢を整える時期みたいで、なるべく家に居てほんのちょっとずつあれをしたりこれをしたり、気になることをやって、ゼロに戻しながら満たしていくみたいな時間。部屋に篭るというより、自分に篭る。じんわりじんわり。こうして落ち着けば、雨の音もちゃんと感覚に浸透してくる。
今日は一日針仕事。手をゆるく握って目を瞑ってるような日。じんわりがたくさん溜まったら今度は楽器の前に座って、手のひらをひらいて目を開けるよ。 たぶん近いうちにその日が来るかと思うと、ぶるっとする。武者震い?そんな大げさなもんじゃないけど。でも、まだ、待つ。



5/8 感化

 昨日は、先月末に続き、横須賀アートウィーク2週目。郁ちゃんこと鈴川郁子さんの展示を観にいく。顔を合わすのは久しぶりでデレデレした面持ちでギャラリーを覗いたら、先客がいらしたのでちょっとだけ顔を戻しました。数分だけ、ですが。1週目のかよちゃん(山崎香代子さん)のブレのない作品、郁ちゃんの毎回「おおっ」と思わずにはいられない発想、どちらも自分にない部分に、毎年この時期はピリっとスパイスを噛んだように、参ったなあーと思うのです。同時に駄目なオレ、って感じ。
あたしは別に絵を描く人とかアーティストとか芸術家とか、そういう何かになりたいわけじゃないんだよなー、とか今さら(今になってまだ)思っちゃってるちゃらんぽらんで。その時その時でしか要れないっつうか。だからその日暮らしのままなんだ。


かすみ草。こうして育てるかすみ草はいつも、花屋さんで売ってるのとは違うけどなんでだろう。花はフラックスの花ほどのサイズ。ちらちらと揺れて可愛い。


5/7 さわがしい朝

 曇り。空気が重い。3月に来るんじゃなかったの?という外壁工事の人たちが朝からやってきて、どたどたとドアの前を行ったりきたり。続いてシンナー臭が部屋に充満。通路の床塗りからやってるらしい。こんな湿気っぽい日にやらなくても。さらにそれより気がかりなのは苺たち。作業連絡の応対に出たときは鉢植えのことは何も言わなかったけれど、たぶん邪魔だし、なんだか随分うちの前をいったりきたりしてたような気がするし、すでに拉致されて階下にいっちゃってたりしたらどうしよう・・・おじさんやら若いのやら男の人がわさわさやってる様子。まだ起きたまま顔も洗ってないの格好なので、玄関のドアを開けて確認する勇気も無し。あとで出かける時に見てみよう。苺よ。
 あそうだ、マーガレットプレスの種は、ナデシコじゃなくてかすみ草が咲きました。かすみ草とかカーネーション、ナデシコあたりの葉っぱの見分けがつかないのです。で、覗き窓から見る限り、かすみ草も拉致られたような・・・。


5/5 リターン

 晴天。2日間ほどあちこち足早につかのま静岡。山がせまるように膨らんで田んぼが掘り返され水が入る。草取りに種まき、苗作り、伸びた竹(筍)を切って、野菜を採って、と、自然の中でのそういう暮らしを見てると、自分がやってることって全くもって娯楽だ..と思う。そもそもアートがやりたいわけじゃないんだろ、とむせるような緑が突っ込んでくる。ずっと追われた日が続いたせいもあるけど、そういえば自分は『何か』を作りたいわけじゃなくて、暮らしから生み出したいのだった。綺麗ごとや正論ばかりじゃ飯は食えないことなど、そこらの人よりわかってるつもりだけど、認められるとか、人が欲しがるものとか、少し忘れたところに戻って楽になろう。属しすぎないこと。さあ5月だ。また少し削ぎ落としたい。見えるものも見えないものも。こっからまたちょっとシフトチェンジ。新しい気持ちでいけるかも。

さ、もうひとつのリターン。


短い滞在の中のひとつの目的。浅間大社富士山本宮へ(もっぱらお浅間さんと呼んでます)妹と身延線で移動しながらお参り。
「写真見るだけでもご利益あるかもよ」って言うので、神妙な後姿で撮ってもらいましたよ。パワー出てるかもしれません。皆さんもパンパンとご一緒に。

高校の頃はこのへん一帯が庭でした。1限目と午後はしょっちゅう授業をさぼって、ひとり緑のあるところや、街中を走る水路の水をたどってあちこちふらふら歩いてました。普通に真面目な生徒でしたけど。ずっと教室に閉じこもって座っているのが無理だったんですよ。無理っと思ったら、もう無理で。じゃ外に出よ、と、ただそれだけのこと。
 普段は身延線を経由しない車移動なので、富士宮に降り立つのは20年ぶりくらい。駅前とか街のあちこちが変わって、なんかつまんない街になっちゃったなあーというのが正直なところ。もっと低い屋根のついた商店街があちこちにあったり、古い木造の旅館が並んでたり、怪しげでボロいピンク映画館とかあったりと、日が差し込まず色味が濃い通りがあちこちにあったんだけど、どこも綺麗に新しくなって、実際の見た目も白っぽく無機質っぽい感じ。どっかの湖の周りの観光地みたい。まあ他所から来る人には、そういう開けた感じの方が受けるんだろうかね。お浅間さんも今日あたりは、流鏑馬祭りで ものすごいことになってるはず。


去年から年明けと運のなかったおみくじが、ここにきてようやく大吉。やっとこ上昇気流にのったか。境内の適当な木に抱きついて、お水をもらって、湧玉池の虹鱒を見て、お稲荷さんの狐を撫でて、よし。

近い駅まで父さんに迎えに来てもらって、壊れそうなワーゲンに揺られ実家入り。さっそく庭チェック。なんでもかんでも元気に生えてる。



妹と私。木蓮(左)と桜(右)。


これが犬と過ごした玄関。帰省中ふいにボタンとリボンを知ってる人に出会って、ちょっとひるんだ。


父さん畑仕事中。ちっこい麦わらをかぶったりして、ちょっといなせじゃん。(帽子を被るいきさつは過去のこのあたり(8/16)で。)
今は豆がわんさか取り放題。しかし親も歳をとったなあと、帰る度しみじみ思います。さてこれからもらってきた筍やらフキやらを煮よう。