12/26 おめでとうありがとう

二度寝、三度寝?ゆっくりと寝坊。めまぐるしくクリスマスが過ぎ、ライブが終わり、なのにまだ時間に追いつかなくちゃと、溜め込んだ仕事をしています。ああ、でも、こうして静かに座っていると肩がおりて力が抜けているのがわかる。 クリスマスライブは大盛況。自分の演奏はさておき(おいてしまおう)、ううじんさん、山田さん、安宅さんのすばらしい歌と演奏を傍で堪能させてもらいました。贅沢なこと。去年のクリスマスに何をしていたのかなんて、もうすっかり記憶が無いけれど、今年の一日はきっと来年も覚えているでしょう。 巣巣からの帰り、日付が変わった街のショーウインドウでは、せっせとクリスマスディスプレイを片付けている人たちがいました。きっと朝を迎える頃には、すっかりと新しいディスプレイに変わっていたのでしょうけど、お昼近くに目が覚めて「クリスマスおめでとうありがとう」と、そんなふうに思いましたよ。好い時間だったのです。長丁場でしたけどね。 ギフトはいつの間にかちゃんと与えられて受取っているのだな、としみじみ感じました。特別な日に目にみえる形でばかりではないのですね。実は受取っていたんだ...と、あとからその存在に気づくことも。形あるものも無いものも、嬉しい贈りものをたくさん頂いてる。ちゃんと受取れる自分になってきたのかもしれません。 とにかく12月はダントツの曲数を弾きまくった月になりました。胃とお腹が痛くなっちゃって、ノロかも、ウイルスかも、どーしよーと、ブルブルしてたけど。。。ただのメンタル弱だったようで。もう治りましてね。しばらく、できれば粘土と草とミシンで地味に過ごしたいです。はは。

かわいい花束。とてもいい香り。デスクに置いて香りを感じながら作業。実家から年賀状の催促が来たというのに、プリンタが壊れました。やっぱりいろいろと年をまたぐだろうな。 そうそう、毎年なんとなく思いつく翌年のテーマ。来年についてはフリーです。『定めない』ってとこかな。まあ、なにかそのうち思いつくかもしれません。
12/21
冬至
白い空。静か。雲が音を吸ってしまっているみたい。午前も午後も、練習と制作の繰り返し。粘土は、固まると粘土じゃなくて彫刻になるのでした。こねこねは一時のこと。なんだそうなのか。固まりから形を彫り出していくのはまだむつかしいです。深いな、粘土よ。
弾くのも彫るのもすこし飽きたので、おやつ。冷蔵庫を開けたら酒粕の香りがぷうんとして、たまらずちょこっと焼いてつまんでいます。こうして大抵の日は一日だんまりなので、時々口を動かしてあげないと、と思うのです。いいわけみたいだけど、本当に。黙っているのはわりと平気だけどね。声になってないだけで、たぶんいろいろ喋っているから。ひとりの時のほうが、ずっといろんなことを考えているなあ。ただそのほとんどは、取るに足らないことで、忘れていくのだけど。 おやつのついでにかぼちゃも煮ました。ダシが出るかもと鶏皮をちょっと入れて煮てみたら、なかなか美味しい。つまみぐいがとまらないので隠しました・・・。明日は同じ具合に大根を煮てみよう。柚子は今日は用意できなかったから、前に干しておいた柚子ピールでお風呂としましょう。 それにしても、雪でも降り出しそうな空。窓の外でカサりと小さな音。狭いベランダにも枯葉がつもってきました。そろそろお掃除をしてまた温室にしたいところ。
12/19
指仕事
巣巣の、ううじんさんと山田稔明さん、安宅浩次さんのクリスマスライブに参加させてもらえることになりました。http://www.susu.co.jp/news/p962.html
昨日友達の家で人生初のあんこう鍋をご馳走になっている間に、セッションの曲がすべて送られてきて揃い、今朝音源を聴いてぶるっと身震い武者震い?ううじんさんの曲も、山田さんの曲もとても素敵でうっとりなのであります。そのままでじゅうぶん素敵な曲に、さてどうピアノを入れましょう。ピアノが入ってよかったとお2人にもお客さんにも思ってもらえるようにがんばるんば。 セッションにくわえ、客入れの時間も1時間弱弾くことになりまして、いいんでしょうかね?場の雰囲気をこわさないだろうか。私を知っている方は、挙動を眺めていると面白いかもしれません...
まあクリスマスだし無礼講?違うか。とにかくまだそっちのを頭から煙が出そうになりながらやっています。1曲集中している時間は無いので、ポイントだけ見極めながら10曲ずつくらい3セット。やり方が悪いのか「はいこれOK!」がまだ1つも出ておりません。出してません。やっぱり急がば回ろう。当日顔から火が出ませんように。 25日は平日ですが、夜お時間あったら是非いらしてくださいませ。好い夜になることは間違い無しです。客入れの時間には、巣巣で焼くパンとスープが振舞われるそうです。ああそこに生BGMも否応なしについてきますけどね。ライブの開演を心待ちに、あたたかい気持ちで聴いて居ててくれたら幸いです。ぎりぎりに来ていただいても大丈夫ですよ(小声)。いえ、もちろん愉しくピラピラと勝手に弾く所存。

夜は粘土制作。粘土で作るのは初ですが、これ危険かも。夢中。生地での制作と違って、乾燥でシワやヒビが入ってしまうので、スピードが命。一日目の昨日は焦ってブサイクなのか可愛いのかわからなくなっておりました。朝になってみたら顔ばかり... 粘土は色づけが面白いなー。この辺は絵を描いているのと似てるみたい。一気に生きてくる。 そういえば「ねんど」っていうバンドを作った人居なかったっけ。デーモン閣下だっけ。自分だっけ...?
12/17 それで樅のツリーが欲しくなったわけ
雨の音で目が覚めた。薄暗くひっそりと閉ざされた空間に、明かりをつけてちいさく音楽をかけて、やかんにお湯を沸かす。空気をかきまぜて温度がすこしあがってくると、部屋も息を吹きかえすよう。壁にかけた樅の枝からシトラスの香りがほんのりしてくる。昨日の晩は、最近どうもせせりあがる肩を落ち着かせたくて、葉と枝をすこし刻んで熱湯に入れ、蒸気を吸引。オレンジに似た香りがとてもいいにおい。樅は気管支とか呼吸器系にとてもよく作用するそう。だから、乾燥しがちなこの時期に、樅のクリスマスツリーを部屋に飾るのは、とても利に適ってると思うな。それと、心を温めしっかり地に足をつかせる効果があるそうだ。森の木のそばに居ることを思えば、それも納得。わたしは信じれるものだってたくさん持っているはずなのだから、それらをちゃんと信じてなるべくやわらかにやっていこう。 さあて、クリスマスカードのオーダーが終わったので、今日でカレンダーの制作をフィニッシュさせて、明日から別の制作に。いやその前にいくつか年賀状を。鍵盤にも向かいたいし本も読みたいし、寒がりなあの人にあったかいスカートを早く作ってあげたいし、冬の葉っぱも見にいきたいし、会いに行きたい人も居るし、でもすぐに眠たくなっちゃうし、こまっちゃうね。

12/14 星草
流れ星、ひとつだけ見れました。ちゃんと上からびゅんと落ちてきた。前に見たときは、ほぼ水平な感じで流れて、こんな流れかたって...と思ったのだけど、自分が立っているところを基準に考えているだけで、空は上も下もないのですよね。ね?自分のてっぺんは、誰かにとって底なのかもしれない。身のまわりのことを把握するのにいっぱいいっぱいなので、宇宙は未知です。 今日は一年間通った植物のセミナーが、ひとまずひと区切り。知れば知るほどますます興味は尽きません。草ってやっぱすごいんだものー。面白い。嗚呼、また春を迎えて草が茂るだろうことを考えただけでたまらないす。興味が尽きるまでなにかの形で知り続けていきたいな。
12/11 だんだん暖
各地で大雪になっているようですね。このあたりは日中こそ陽射しにまだぬくもりがありますが、夜の気温はマイナスの日が続いていて、昨晩はさすがにもうカーテンをつけなければ...と思いました。なにか布を探さねば。 お腹に湯たんぽを抱いて寝ていると足先が冷えるので、去年つくったぬかぽんをあっためて靴下の中の両足首やアキレス腱にあてて眠っています。なかなか快適。もっと作ろうか。今年は寒くなる、とあちこちで聞きます。うまく暖と水分をとりながら過ごしていかなくちゃ。毎年乾燥するお肌には、植物療法のセミナーで作った椿油とローズウォーターのリニメント(液体の外用剤みたいなもの)をお風呂あがりにつけています。うまいこと自分の肌に合うようで、朝もしっとり調子がいい。無くなったら自分で材料をそろえてつくってみようかな。さ、今日はレッスンとライブの打ち合わせ。帰りが遅くなりそうなのでお腹にカイロを貼りました。うーむ、もうひとつ後ろに貼ろうかな。嫌な感じのウイルスが流行っているようなので、みなさんもお気をつけて。
12/10
new year

誕生日から明け、本番も明けた私は、のんびり寝坊。お昼に友が仕事へ行く前に寄ってくれるというので、赤いスープと白いスープと簡単なサラダをつくって待っておりましたら、美味しいケーキやパンをたくさん持って遊びに来てくれました。そして美味しそうにスープを食べてくれて、お喋りして、笑顔で軽やかにびゅーんとまた去ってゆくのでした。あっというま。でもじんわりしあわせ。お腹もいっぱい。むづかしいことなどなにもない。 昨日までにちいさな贈りものが続いて届いて、あー、こんな歳になったけど、全然わるくないじゃん、とほんとしみじみ思いましたよ。これからまた一年。よい意味でいろいろ手放していくことになるんじゃないかな。なんとなく。 誕生日は両親の結婚記念日でもあって、めずらしく当日に届いた母からのメールには、「結婚45周年の今日は、お父さんは庭の掃除、私は家事に勤しんでいます。健康がなによりだね」と書いてありました。ほんとうに元気で居てくれてありがとう。なーんにもお祝いできないかわりに、私も元気で居ようと思います。そして母からは、誕生日プレゼントのかわりに、今年もずしっとまっさらな年賀状が届きましたよ。デザインは2パターンで作ってくれだそうです。「はー?」と眉間にシワを寄せた元気な私・・・。それでも生徒たちの可愛い晴れ姿と、素晴らしい演奏を思い出せば、ようしいっちょやってやるか、とふんわり前向き。さあ、気持ち切り替えて今度はクリスマスライブに向けて練習。  本番前の調律の時間と、アンサンブル前に、弦と管が一斉にチューニングするあの一瞬がたまらなく好き。
12/7 変容

眺めるベランダの植物たちの葉も黄色に変わり始め、ぱらりぱらりと落ちていきます。無花果、杜仲、拾った枝から大きくなった草場の木も。色づいて落ちる葉をなにかにしてとっておきたいと思うのも毎年のこと。そう思うだけなのもいつものこと。廻るものは留めずに新しいところへ廻らせてしまおう。と今年のわたしは思ってみたりしています。やらないだけ? もうすぐ誕生日だなあと思っていたら、友たちからわくわくするものが送られてきました。フライングじゃん!といいつつも、おかげでもう昨日からむふむふニヤニヤうれしい期間が長くなりましたよ。ありがとう。ふわっとさりげなくしあわせ気分を分けられる人になりたいです。
 きれいな色の絵ばかりで、うっとり〜。このおかげで昨日のレッスンは5割増しで、楽しく自由にいろいろ振りまいてきましたよ。本番前の子供たちの伸びは素晴らしく、毎度ながら涙がでそうです。努力のたまもの。身が引き締まる思い。自分もやらなくちゃ。
12/5
音楽と木と冬の顔
穏やかに晴れ。洗濯物もいねむりでもしているように、じっと陽にあたっています。風も静か。時折ゆらゆらと揺れる影をみていると、自分まで眠ってしまいそうになる。猫の気分。 あるライブでちょっと弾く機会をいただいたので、その選曲。クリスマス曲を含めたウインターシーズンの曲、ピアノで弾けそうなカンタータ、コラール、賛美歌。あとは好きなのを思いつくままにピックアップ。40曲ほどあげて、あとは弾きながら半分くらいに絞っていくことにする。ざっと弾いてみたら、どうも自分の好みの曲はメロウなのばかりでありました。知っていたけれどね。弾き語りをしていたのは10年以上前で、その頃弾いていたはずのクリスマス曲集は、どれももうすっかり弾けてません!またちゃーんと練習の機会をいただいたよう。今週末の学園の演奏会が終わったら、本格的に練習です。詳細ものちほどお知らせ。

ぴと。旅のひとこま。あっちでピタ。こっちでピタ。行く前に神様カードをひいたら大屋毘古神だったので、嬉しくなってあちこちで抱きついて通信してきましたよ。

帰り、クレマチスの丘にも寄ってきました。岩崎有加さんと吉田直嗣さんの『花とうつわ』展。じわ〜っと素敵でした。クレマチスの丘はいつ行っても開放感があって気持ちのいい場所です。そしてここはミュージアムショップもツボを押されまくり。巣巣でもやっていた静岡百景展がバージョンUPして展示されていたり、あちらこちらに『ボタンとリボン』や永井さんの本が置いてあったりでムフムフしていたら、BGMに『ランベルマイユコーヒー店』がかかって、一気に永井さんの気配が濃くなってたじろいでしまった。おそるべし。笑 唄っていたのは、オクノさんじゃなくて(たぶん畠山美由紀さんvar.)だったけど。 そして車窓から見た、凛と雪をまとった富士山が美しかった。やっぱり富士山は冬の顔が好きだな。街を歩く人の顔も、徐々に冬の顔になってますね。鼻のてっぺん赤くしてる顔も悪くないです。
有加さんと吉田さんの『花とうつわ』展は、〜/25まで。クレマチスの丘(三島)内 富士山茶屋にて。 鎌倉のfabric
campでは、まいまいの展示が今日最終日ですよ。ディモンシュでは千夏さんのクリスマスディスプレイが始まっているし、この時期は、あっちこっちで楽しそうな展示をやってますねえ。
12/3 木の葉舞う路

すこし足をのばしてたくさんの大きな木に囲まれに行ってきました。森と海のすがすがしい朝の空気もいっぱい吸ってきましたよ。さあ12月。先に行かせてしまうのはもったいない。それならば共に駆け抜けていきましょうか。すこし腹を据えてまいります。
11/28 それでクローゼットのなかのピンクを全部出して小さく花を咲かせてみたわけ

あのバジルに花が咲いた。最初に水をたっぷりあげて陽に当てた以外はもう放ったらかしなのに。ほんとにお前をつれてきてよかったなあ。種までいけるかな。一方、植え替えたり気にしたりで大事にしてるホーリーバジルが、どうも元気がない。ホーリーの方が寒さに弱いのかな。枯れてしまう前に摘み取ってしまおうか。 朝もだいぶ過ぎて、ようやくゆっくりと陽射しが射してきました。部屋の中に光りがあたるだけでほっとする。ようしやろうか、って思うのです。寒くなってきましたね。変わりに突き抜けるようにクリアな空に浮ぶ満月の綺麗なこと。月があまりにも真ん丸で光っていると、空に穴が空いているように見えるのは自分だけでしょうか。昨夜もところどころに雲が散って、てっぺんに月が光っていて、夜空というドームの中に居るようでした。輪っかが丸いからかな。頭のてっぺんのつむじにぎんぎんくる気がして、思わず「ザビエル・・・」とひとりごちた帰り道。 昨日も楽しい一日。鎌倉で足早に後ろ髪ひかれつつfabric
campとsahanをはしごして、ぶにちゃんにようやくパーソナルカラーを見てもらいに行った。結構自分の中で好きな色が決まっていて、どう出てもまあこれはこれでいい、と思っていたところもあったのだけど、意外というか新しい展開に、新しい発見したような、再確認したような、ここを掘ったらお宝出るんじゃん!みたいな。みたいな?違うか。でもむふふ。ただ肌に合う色というわけでなくて、内面のいろいろなことと繋がっているんだなあと、感心するばかり。きっかけをいつもありがとう。ただのお調子者にならないように、種をふりまきたい。軽やかな花咲かおばちゃんになる。ただ想うことに素直になればよいのだな。
11/24 天神地祇

喜んで調子が出たと思ったらふいに落ち込んでみたり、まったく人は忙しい生きものです。くったりと帰ってきて、今日はちょっと疲れちゃったよと、ひとことだけでもこぼせる相手が居ればなあと、ぎゅっち口をつぐんで思う日もときどきね。やっぱ猫ですかね。と思うのも毎度のこと。メダカじゃだめみたい。笑 やさしさが欲しい今朝はカブとセロリをバターで炒めてから、ついでに大量に炊いてしまったおからも一緒に入れて煮て、クリームスープにしました。ほおっとする。食べものでなんとかなるんだから、ま、猫はまだ大丈夫だ。はは。そしてカブが美味しい季節になったんだなあ。冬がくるんだなあ。 土用の前に蒔いたレタスやルッコラ、大根葉や春菊たちも茂ってきて、朝、ベランダと玄関の外を覗くのが楽しくなりました。天と地から栄養をもらってどんどん大きくなーれ。間引いてどんどん食べちゃいますよ。最近は、ちゃんとお日さまを浴びて土で育ったものが美味しいなあとしみじみ思います。そういうものは、じんわりお腹にあったかく落ち着く気がする。 そうそう、今年こそどこかで渋柿を手に入れて、いつも永井さんにもらってたみたいな綺麗な干し柿を作りたいと思っていたのに、渋柿っていったいどこに売ってるんだろうと首をひねっているまに、もう新嘗祭の時期も終わってしまいました。もう遅いかなあ。こんなこと考えているまに、きっと今日もあっというま。
 はやく春菊が大きくなるといいなー
11/22
眠りのさき
最近、夜は眠るための準備にすこし時間をとっている。といっても、毎日すこしゆっくり湯船につかって、湯たんぽを用意して、くらいのこと。それでもギリギリまで起きていて気絶するようにパタリと寝てしまっていたことを考えると、自分のなかでは相当な変化。ただどうもお風呂の時間がもったいないように思えて仕方がない。こういうのも貧乏性なのか。溜まっているメールの返信をひたすらしたり、調べ物をしたり。お風呂をお風呂だけの時間としてリラックス〜するには日が浅いみたい。さていつまで続くかな。床(ホットカーペット)で寝てしまわなくなったのだけは進歩です。 ああ、眠りを迎える準備っていうのは、朝を迎える準備ってことだね。下を向いても横を向いても後ろ向きでも、つま先はいつも未来をみつめてる。ご飯を食べることも服を着ることも掃除をすることも、全部すこし先のためのことなんだな。そっか。そうだね。それだけでちゃんと前向いてる。 さあ、今日と明日は学園でレッスン。追い上げ。心穏やかに挑むつもり。学園での子供たちのレッスンも、巣巣での大人の方たちとのレッスンも、ほんと楽しくて嬉しい。レッスンのこんな楽しさは、ほんと昔はわからなかったな。受けてくれる生徒さんが楽しもうとしてくれてるおかげなんだな。みんな違っていろいろあっていい。みんないいぞ!いい! さて、レッスンの前に画材屋へ買出し。レッスンと伴奏合わせと帰ってきたら制作ー。風呂めざしてがんばろうー。ついでに古本屋に寄ってこようっと。すこし先のお風呂の時間のために。  充実した眠りはいいのだけど、最近毎日起きると嵐に吹かれたような髪型に。なにが起こっているのだろう... 木はいつもこんな。鎌倉の八幡さまの木。たくさん宿ってて、見るたびにどきどきする。境内のほかの木より、ちょいワル的存在(勝手な妄想)。
11/21
引き出し

お気に入りの引き出し。いつも、むふふとほくそ笑みを浮かべて、またこっそり閉めるこの光景。今朝はすこし違った。香りを嗅いだ瞬間、どこかいつもと違う胸の奥隙間にすうっと入って、急に涙がじわりと沸いてきた。さみしさ、物哀しさ。そんなふうに咄嗟に感じたけど、窓辺の日向で揺れる洗濯物を眺めていたら、もしかしたらうれしいのかもと思いなおす。ほどけたのか。 自分の引き出しがひとつ開いたのかもね。涙は滲む程度しか出なかったけど、じわり何かが出て行ったんだなあ。そして開かせた匂いの正体は、過去でも現在でも無いな、となんとなく思う。この引き出しがわたしのどこと繋がっていたのだろう。ふーむ。ますますちいさな不思議な空間。自分側の開いた引き出しは閉めないともう開かない。でもたぶんもう閉めない気がする。引き出し自体が出て行ったのかもなあ。そんな朝。
11/17
時雨

雨降りの日のお茶はレモンバームと柚子ピールにしてみた。口に含んだときはレモンバームの勝ちで、後に柚子の香りが残る。この配分だとちょっと柚子がもったいないかな。 BGMはスフィアン・スティーブンスのTo
Be Alone With You。静かに篭ってデスクワーク。かすかにきこえる雨の音が考えごとにちょうどいい。
11/16 つぐみ

野菜なんかが干されている様子というのは、なんとも長閑さを感じます。日向がやさしい季節になったからだね。今日は柚子の皮や菊の花びらといった季節モノが日向ぼっこ。 昨日はレッスンでよく喋ってよく歌い「出し切った...」といったんもめん?みたいになって帰ってきました。お腹もぺこぺこ。そのかわりすごいのです。子供たちの伸びが。本当にゴムみたいに弾けば弾くほど伸びていく。レッスンが終わって息を吐いたらびよよ〜んと縮んでしまうのは私だけ。来月の私の誕生日がコンサートの日なので、きっといい誕生日になるはず、と本当に楽しみ。でもしばらく木曜日はいったんもめんになって帰ってきます。だから金曜の朝はしずかに口をつぐんだまま。今日は鳥も鳴いてない。穏やかな陽射しに毛をふっくらふくらませる日。 そう。カレンダーは、1種、なあやさんとのコラボ。急に思いついて言葉を書いてもらえないかとお願いしました。なあやさんには申し訳ないと思いつつも、気配くらいのちいさな言葉。絵やバランスに悩んだけれど、可愛いと思う。言葉が入ると、そこに空気が流れるの。開けてのお楽しみということで、ちらっとしかサンプルを載せてないけれど、下の記事からリンクしてるのでみてくださいねー。
11/14
呼吸と帽子
集中が続いたパーティ演奏がよい結果で終わって、ほぉーっと長い息を吐きつづけているような数日。顔がゆるんでいるのがわかります。笑っているわけじゃあなくて。カレンダーが出来上がったのも、ほっとしている理由。ことしも2パターン作りました。よかったら覗いてみてくださいませ。≫Papyrus
boat 今日はお針子しごとをしよう。 週明け、晴れ上がった空を見上げたらむずむずしてきて、もはやいつぶりかわからない草場の偵察にも行ってきましたよ。

自然はいつでも美しい。これから寒くなるにつれて侘び寂び色に包まれていくのでしょう。落ち葉でふかふかと柔らかい地面には春に向けていろいろな草のロゼットがひらいていて、緑の花模様。若々しいグリーンに、おいしそう・・・と思わずには居られない自分がちょっと恥ずかしいけれど。林の中で立ちどまれば、あちこちから
ぽつ、ぽつ、とドングリが落ちてくる音に囲まれて、そういう営みにまたハッとするのでありました。タンポポをすこし摘んだけれど、体は今そんなに草をもりもり欲していないようです。漬物にして保存。ひとりぽつんとゆっくり呼吸をしながら、やわらかい落ち葉のうえを歩いて、ドングリに囲まれる時間が必要だったみたい。ちいさいところで生きている。生かされている。

で、やっぱ拾っちゃうよね。帽子だけ集めだしたらこれまたキリが無いのでありました。帽子を落とさない種もあるみたい。
11/10 山紅葉
陽射しが誘ってる。冬野菜の種を追加でちょっと蒔く。 「あ〜きのゆ〜う〜ひ〜に、て〜る〜や〜ま〜も〜みぃ〜じ〜」って、照る山紅葉 ってことなんだね?今ふと思えば。山桜みたいに、山紅葉っていうのがあるのかな。わかっても聞き慣れないから、やっぱり「てるやま+もみじ」の感覚が抜けない。そういえば、昔バイトしていたラウンジバーに、もみじさんという姐さんが居て、「もみちゃんもみちゃん」と呼ばれてて可愛い名前だなあと羨ましかったっけ。横浜のランドマークタワーが建った頃のこと。山よりネオンに惹かれてた頃。 今朝もまず鍵盤に向かうところから。昨日、朝3時間、夕2時間、夜(すこし遅め)1時間と弾いてみた。一番集中できるのはやっぱり朝。でも感情がのせやすいのは夜。夕方は用事に出て帰ってきた18時くらい〜やったわけだけど、だめです。散漫気味。とすると、朝に技巧的なトレーニングとか譜読みをして、夜に曲想をつけるのがいいのかな。日によるか。今日は午後の真ん中あたりでも試してみよう。食事の時間あたりっていうのは、そわそわするみたい。私は。笑 明日の本番は、おやつの時間あたり。大丈夫か。 敷物のへりにつまづく。そんな歳になったの?
くつしたがもこもこのせいだと思うことにする。この間実家に帰ったとき、母さんがあちらこちらの小さな段差で、よくつまづく...と思ったところでした。足をあげて腕をふってワンツー。母より私のほうが運動が足りません。
11/9 落としモノの正体

ちょっとだけ先を覗く。明日のことは見えないけれど、今は見えました。穏やかに晴れ。 日曜の演奏の場が、国際なんちゃらパーティと知って、ちょっとビビる。弾きなれた1曲かと思ったら違って、アンサンブルというよりもトリオだそうで。うう、今日明日でがんばらねば。着ていくものにも頭が痛い...(すでに友達に借りにいく夢をみてしまった)こっちは練習ではどうにもならんしなあ。 窓の外で今日は鳥がよく鳴いている。そしていつのモノなのか、鳥の落とし物にも気がつきましたよ。

よく見てみれば、この葉っぱって柑橘系ね?柚子?夏みかん?お向かいの家の金柑が気になります。こんな落としモノならウエルカム。木に育つかな。しばらく様子をみてから植え替え。VIP待遇。
そういえば、少し前に、カラスが枇杷の種を散らかしていったことがあったっけ。枇杷もちゃんと芽が出ました。葉っぱに虫がついちゃって途中でやめたんだけどね。枇杷はベランダはきついね。

こっちはスーパーでくったりして値下げ売りされていたバジル。パックのを買うより安いからと思って買ってきて、陽にあててお水をあげていたら、わさわさ元気になりました。葉の色もずいぶんよくなったわね。やっぱお日さまにあたらないといけないね。こんなに元気になるなら、全部買い取ってくればよかった。売れ残って捨てられちゃっただろうなー。
11/6 雨の壁のなかから
ベランダを少しだけ開けて顔をだしたら、しんなりと湿った土の匂いがしました。いい匂いです。呼吸がしやすい。この雨がやんだら土用も明けて立冬。うまく出来てるなあ。きゅっとまた少し寒さがやってくるでしょうね。土を潤すいい雨だ。
11/5
凪

静かな週明け。平日が始まるとほっとする。週末は、毎年恒例のアンサンブルの合わせが始まって、今年のメンバーとの初顔合わせ。小さな子が増えて、いつもは管弦とピアノが主だったのが、パーカッションも賑やかに。本番はもちろん、このちいさなオーケストラの練習も毎年の楽しみのひとつ。 体調もだいぶ戻ってきて、草好きの友と近くの薬科大学の植物園を歩きにいったり、ひさしぶりに外の空気をたくさん吸った。もう鼻がつーんとするんだな。身近な草たちも植物も徐々に枯色になって、黄味や赤味を増している。陽にあたるその色がまた穏やかに美しい。寒々しい青味じゃなくてほんとよかったなって思うんだよね。 今日も絵を描いて、あとですこしピアノを触る予定。日曜日にホテルのパーティでちょっと弾くことになった。といっても管弦のアンサンブルのサポート。でもまだなにをやるか知らないし、だいたい誰の何のパーティなんだろうか...。着るものも大して無いんだけど大丈夫かね。わかるのは木曜らしい。まあとりあえず指は動かしておこう。今日はねえ、ベートーヴェンを弾きたい気分なのさ。(←のだめを観たから)嗚呼ほんと、もっといろいろ学びたい。と、近頃常に思ってはいる。思っているだけで過ぎているけど。
10/27 求むアロエ

朝は勉強、などと書いたばかりなのに、今日も朝は終わってしまいました。ええ、昨日もです。喉がよくなってきたかなと思ったら、胃がだめな子に。「胃が〜胃が〜ううう」と言いながら昨日は一日集中できず。いいわけ?夜寝る前に奮発して4つお灸をすえて寝たら、今日はすこしいいような気がします。たまたま?わからない。 さいきんはどこか気になるところがあると、市販の薬があることを忘れて、なにかいい草なかったっけ?と、まず自分で書き留めたノートをめくるように。胃にはタンポポなんすよ。葉っぱ葉っぱ。草場に摘みにいきたいところですが、風邪がまだ完治していないので、体のほうが動きません。途端にぼんやり...。よもぎ茶でも飲むか。 さ、おとなしく絵を描こう。カレンダーの絵がようやく12か月分決まってきたのです。遅い!んだけどね。カレンダーも作り始めて10年目になりました。毎年カレンダー商戦の時期には全くのれず、販売数は右肩下がりだけど、今や、これだけは作らないと年越せない、みたいになってます。待っていてくれる人がいると信じてるー。待っててー。2013バージョンは、ちょっとしたコラボになるのです。早くデザインしたいけど、絵を描かねばー。 あ、そう。胃にもアロエがあればいいなあーと思っていたのです。挿し木でつくみたいなので、茂ってるアロエありましたら1本分けてください。思いきってひと株でもいいですよ。種は、キハダかベラだとうれしい。
10/24 明けまして
久しぶりに発熱して、ほぼ一日くったりと寝ておりました。今朝もゆっくり寝ていて、パチリと目が覚めて起きてみたらだいぶ頭も喉も軽くすっきり。夜みた顔とくらべると憑きものが落ちたような顔してます。昨日の朝は、頬骨の上とか、こめかみから下のあたりを力入れて触ると痛くて、いたーいとゴリゴリマッサージしていたら、これは膿だね...というような鼻水がたくさん出て、なるほど、と納得。いろんなところに、いろんなものが溜まりますな。もしかしたら冬に向けてこういう小さな身体の主張がしばしば出るのかも。しばらくデトックスかな。

こぼれ種からレタスふたたび。あちこちに蒔いた種から双葉が顔を出した。いい天気。軒先には干しモノのカゴも揺れる季節になりました。
10/23
重陽の節句

雨なの?晴れなの?というお天気ですが、天気とは関係なく今日はお日柄がよいのです。旧暦9/9、9の数字が重なる今日はとてもおめでたい日。菊の節句や栗の節句とも呼ばれるみたい。菊を愛でたり食したりして長寿や無病息災をお祈りする日です。せっかくだから菊を召しませう。さっとゆがいてしぼってポン酢か、塩もみして漬物に。とくに女性にやさしい薬草だったと記憶してます。カリカリしちゃっている人は、香りを楽しみながら菊茶に。ほんのり香るかんじ。 今あちこちで咲いている秋明菊は、菊とつくけど菊でなし。きんぽうげ科。食べちゃだめですよ。きんぽうげ科はたしか毒持ちが多いのですよ。トリカブトなんかもそうだしね。でも花の真ん中(めしべとおしべ)のつくりが好き。
10/22
20年ぶりのおさらい
ん?と思いながら一晩明けてみたら、ゴクリ、喉が痛いのであります。油断というか、ゆるみかな。腰はまだまだこちこち。ゆるめゆるめと、ポカポカトントン。腰を叩くってこういうことだったんだな。ティーツリーとユーカリオイルを焚いておとなしくスタート。 しばらく朝は大学以来の和声の勉強をすることに。というか復習。あの頃はまったくもってちんぷんかんぷんで、大嫌いだったのでした。まさかまた自分からやろうと思うことになるなんてね。先のことなんてわからないもんだなあ。
10/20
移ろい期

ひんやり。秋明菊も金木犀も惜しげもなく散っていく。今日から土用入り。土用が明ければ立冬。それまでしばらくは土仕事はお休みなので、種まきしたばかりの土をじっと眺めるばかり。春夏秋冬4回ある土用の時期は、季節から季節への移ろいの時期で、植物たちは自然の力で、次の季節への準備を整える時期なのだそう。だからむやみに土をいじってはいけないらしいですよ。人の身体も寒い季節にむけて少しずつ準備して冬仕様に変わっていくみたい。ならば無理な注文はせず、見守ってみよう。
10/19
ロードムービー 
ディモンシュのイベントが終わって、雨があがって、また新しい始まり。昨夜のチャンキーさんの影絵がとても美しかった。ふるえるようにふわふわと映される色が、鮮やかであればあるほど儚さを含んでいるようで、帰り、ギターのジュン・ヤマダ氏に送ってもらう道中、フロントガラスを流れる雨がライトに照らされ車内に映りこんで流れ消えていく中に居たら、たくさんの滲む街の光りも相まって、長い長いロードムービーを観ているんじゃないかと思えて仕方なかった。
10/17 金木犀肩にのる

数日里帰りして、リフレッシュ。普段帰省してもあまり庭と畑より外へは出ないのだけど、すこし買い物につきあってから富士山本宮浅間神社へお参りに行って、朝霧高原までドライブ。うっすら積雪したでっかい富士山を拝んできました。はー、やっぱり富士山見ないとなあ。としみじみ。田舎のあたりはどこにいっても澄んだ水が流れていて、空気が浄化されていて、大きく息を吸わずにはいられない。澱んだものよ、出ていけー。 富士宮の街中から富士山へ向かうように高校へ通った道は、変わっていたり変わっていなかったりで、懐かしいような、夢だったことのような遠い昔の不思議な光景でもあった。なるべく遠回りして遠回りして田んぼや水路や川を眺め林の脇を歩いて、よく一限目をさぼったものです。早退してまたあちこち歩いたり。けして学校が嫌いだったわけじゃないんだけどね。教室の椅子に座っているのが苦手だったんだと思う。
 あとはいつものように庭や畑をすみずみまで眺めて、花を摘んだり、草の実をとったり、むかごをとったり、縁台で庭と庭のむこうの林や山を眺めたり、のんびりむつかしい事は何も考えず思い出しもせず過ごした。その反動か戻ってきてからはやりたいことがむくむく。さあ、またやりますか。開けっ放しの窓から今日も、金木犀が肩にのってるんじゃないかってくらい香ってくる。
10/12 土

夏の間、ベランダの一角で太陽の目隠しをしていたニガウリの蔓も、黄色くかさかさとしてきた。思い切って全部取り払ったら、静かな明るさが部屋に入ってきました。もう目隠しはいらないね。種をつけて伸びきっているハーブも、そろそろ次の季節に向けて収穫してしまおう。そしてすこし新しい土が必要みたい。植物にも、自分にも。 ヒノキオイルで床掃除をしたら好い匂い。お風呂だ。大きな風呂につかりたいなあ。そういえば、旅のあいだは銭湯に何回か行ったのだった。いつも深夜バスで行く時は京都着で祇園の風呂で薬草湯に入るのを楽しみにしていたけれど、今回バスの関係で大阪着で、近くのスーパー銭湯に行ってみた。これまた安くて広くていい風呂で、風呂だけをとったら次も大阪着でいいなあと思う。ただ京都はそのあと賀茂川を眺めたり、目的無くふらふらと街を歩くにはよくってね。山が近いし。 大阪のスーパー銭湯の隣には市場があって、大きな台車をゴロゴロ操る仕入れの人が往路してて、場外には屋台みたいな小さいご飯処が並んでたり、かつおぶしをシャンシャン削っている店があったり。脇で休憩しているおじさんたちの横を、朝イチで大きなリュックだけを背負って歩く自分は、たぶんすごく浮いていたと思うけど、旅してるってかんじがして面白かった。風呂は露天もあって炭酸泉にも入ったのですよ。ふふ。またいきたいな。風呂目的だと高くつくけれど、このあいだ書いた山寺と合わせてふらりと行きたい。 
で展示のことはいつ?って感じですけど、細かいことは、そのうちまいまいがマーガレットプレスのオフィシャルに書いてくれるでしょう。展そのものや作品うんぬんは、いろいろ思うこともありましたが、丘はやっぱり最高だったよ。やれてよかったと思いたい。作品の一覧は、もうすこししたらworksにアップしようと思います。
 みんな大好き龍門ズ。ありがとう。
10/11 繕い
曇り。と思っていたら、ぼつぼつ雨の音。と思ったらもう晴れ上がった。ここ数日は、仕事の合間にちょこちょこと自分のことなども。青柚子で柚子胡椒をつくったり、穂紫蘇を塩漬けしたり、マリネをつくったり。って、食べることからなんだな。台所がきちんと生きてると、それだけで体も安心するようです。ちゃんとクローゼットの中の衣替えも半分しました。きっと今年もぐんぐんと秋深まってすぐに冬仕度なんでしょう。しいたけ干さなきゃ。
 昨日は金繕いに。どういうわけか、お気に入りの器ばかり欠いたり割ったりしてしまうのです。小さなカケは、それも味になると作家さんに言われたことがあったけど、直るとやっぱりうれしい。1ヶ月、2ヶ月、とかけて直していくのも、出来上がりがさらに心待ち。昨日は先月小さなカケを修繕しておきた器に、待望の金を蒔きました。ふふー。かわいくなった。 帰りに、お店をたたむshabby
blueのなおさんのお顔をみにいって、記念にお皿1枚を購入。わざと割って金繕いするんじゃないのーって、そんなことないですよ!なるべく割らないように大事に使います。(でも割っても大丈夫、とちょっと思ってしまう...) そういえば、coyaが閉店されたときも1つ器を持って帰ってきたのでした。なにかでその場所と自分とをつないでおきたいと思うのかも。 新しいスタートを踏み出すなおさんは、いいお顔をされていた。いいな。私はもうすこしじっと腹を据えて頑張る時、のような気がしている。でもちょっと先を見失ってる。さてなにを頑張ろう。私は本当はなにをしたいんだろう。展示や大きなことが終わると、いつも同じ自問自答の繰り返し。路頭で迷子。
 迷子は今夜、湯豆腐にして柚子胡椒の味見をするのだ。食べたいものがあるって、それだけでけっこうな安定感だと思うよ。
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