準備中
  
  制作つれづれ


■草まつり2016 at fabric camp

  草 まつり、なんと3年目の3回目。この時期のライフワークになりつつあります。今回はほんとうに草ばかりの展示をさせてもらいました。いつもお店と全然関係 のないことばかりを自由にやらせてもらって、オーナーの千夏さんには恐縮…だけどほんとうにうれしくて、数ヶ月間 はりきって草を集めました。たのしかったなあ。鎌倉に越してから初めての制作と展示、これこそ それこそ 全力で夢中で遊んでしまった!という感じでありました。



■カレンダー原画展 at ウサギノフクシュウ

鎌倉の古書ウサギノフクシュウさんにて、カレンダーの原画展をさせてもらいました。古い洋書に描いた絵が、本屋さんの空間にすっと馴染んで、いい機会をいただいたなあと感謝です。


■ 森の香り


タイミングよくトドマツ(北海道モミ)をたくさん入手することができたので、半分はチンキに仕込んで、残りはバームやハイドロウォーターも作ってみまし た。モミに比べて、トドマツは香りが甘く深いような気がします。3年前に仕込んだトドマツのチンキはだいぶ熟成されて、希釈してミストスプレーにしてみれ ばなんとも芳醇な香り。新鮮な葉で作ったハイドロウォ−ターは若さいっぱいのフレッシュな香り。どちらも甲乙つけがたく、プシュプシュしては、思いきり深 呼吸。森の香りは、心身ともに地にしっかりと足をつけてくれる気がします。



■2016カレンダー



1月 冬七野菜
2月 節分 柊 大豆
3月 つくし
4月 母子草
5月   芍薬
6月 サルトリイバラ
7月 あざみ
8月 ほおずき
9月 山椒
10月  柘榴
11月  紅葉と鹿の子踊り
12月  実 5種



■草まつり2015



 すっかりと時間が経ってしまいましたが、今年もfabric campで声をかけていただき、草いっぱいの小さな展示をさせていただきました。初夏へと移り変わる5月後半でしたので、実際の草をメインにいろいろと。






庭石菖(ニワゼキショウ)
烏麦(カラスムギ)
篦大葉子(ヘラオオバコ)
春紫菀(ハルジオン)
姫女菀(ヒメジョオン)
茅萱(チガヤ)
姫小判草(ヒメコバンソウ)
藪虱(ヤブジラミ)
雀の槍(スズメノヤリ)
小判草(コバンソウ)
白詰草(シロツメクサ)
豚菜(ブタナ)の綿毛
春の野芥子(ハルノノゲシ)の綿毛
サルトリイバラ
豆軍配薺(マメグンバイナズナ)
忍冬(スイカズラ)のチンキ
蛇苺、藪蛇苺(ヘビイチゴ、ヤブヘビイチゴ)のチンキ
雪の下(ユキノシタ)
ドクダミ
蓬(ヨモギ)

ほか



ごしごしと絵を描くことにも没頭しました。
古い本の挿絵のようなイメージで。一枚一枚色味や形が少しずつ違うのです。
たくさん描いたので、原画まだあります。ご希望の方いらしたらお声かけてください。

時間がゆるす限り草を摘みに出かけ、摘んだ草を前にあれこれ考える日々は、本当に楽しかった。ありがとうございました。


11.Jul


■おひなさま



  愛らしいベビちゃんの おひなさまを作らせていただきました。
顔 もボディも石膏粘土で作るという初の試みから始まり、着物、袴のつくり、人形としてのボリュームやバランス などなど、調べたり試作を繰り返したり。なかなか出来上がりが自分でも想像できなかったので、できあがった2体を並べて眺めては、自分でもおおーと感動し ました。わたしにとってもファーストドール。気に入ってもらえるといいな。



おひなさまを囲む華やかなお飾りに、つるし雛も。のんびりと春を迎える土地に、すこしだけはやく春をお届け。元気に大きくなってね。




3.Mar '15



■カレンダー2015


1月 金柑の花のあと
2月 小啄木(コゲラ)と桜
3月 キブシ
4月 たんぽぽ
5月 えんどう豆
6月 白詰草
7月 イヌビワ
8月 ヒルガオ
9月 山法師
10月 田んぼの脇でみつけた ユリ科(たぶん)の植物の種
11月 野バラの実
12月 茶の花と実

 今年もカレンダーができました。気づけばあっというまに11月も半ば。ここのところただただ一日一日その日だけを見つめて、夢中で過ごしています。余裕がないとも言うけれど。
カレンダーの絵は、この一年のあいだに見たモノ、傍らに大事に置いておいたモノ、すこしかわいいのも交えて。単色にしようか迷いましたが、今年は控えめに水彩色をいれました。相変わらずシンプルですが、なかなかいいんじゃないでしょうか。Papyrus boat のonline shopにてご案内しています。来年のお供にぜひよろしくおねがいいたします。

18.N




■イラストたち

ぼちぼちと絵も描かせていただいています。

器と雑貨のおみせ




採用にはなったのは別のパターンですが、図案ぽい感じで。
色づけは季節に影響されやすいみたいです。




アレルギーっ子とそのママのためのサイト



色えんぴつ描き
最近どんどんアナログに戻っているような






■スーベニール



 ひさしぶりに人形をつくりました。しばらく素材について悩んでいて、ときどき違う素材での試作を試みてはいたのですが、これだ!というクオリティにはたどり着かず時間ばかりが過ぎてしまいました。
やっぱり生地でつくるのが合ってるのかな。まだ試行錯誤が必要そうです。
スタイルも変化してきました。ここ最近は腰掛けスタイル。お尻はむちむちおっきめ。絵に描くちいさなひとも同じく。展示のために作ることが多くなって全体 のイメージやコンセプトを先に考えるせいか、素朴な印象の子が多くなったかも。ここらでおもいっきりカラフルな子たちばかりをたくさん作りたくなりまし た。
ひとつひとつに時間がかかるようになったので、数は作れなくなりましたが、出来上がったどの子もかわいいのです。実物のほうが数倍可愛いので、たくさんの人に手に取って見てもらいたなあ。

5.O





■草のこと



 なにをいまさら、と言われそうですが、草が好きなんです。もちろん花、植物全般好きですけれど、そそられるのは草。見たことがある以外は知らない草。こ れが知れば知るほど、へーなことばかりでとまりません。たぶん覚えきれるモノでもなく、学校の教科書のように終わりのページがくるわけでもないので、この 好奇心は一生続くのかもしれないです。草をだいたい網羅したら樹木のことを知りたいのです。うーん先に進める日が来るのかしら。


  趣味が高じてというのはこういうことか、草のことをときどき外へ発信する機会をいただきます。いやいやまだまだ知らないことばかりなのですけれど。好きなことを人様にお伝えできるということは、嬉しい恥ずかし恐縮です。
ネコパブリッシングさんから発刊された『nowa』という生活誌に、今号から道ばたの草のことをスケッチつきで連載させてもらっています。草 導入編ということで、これイケル(食べれます)的なディープなお話は割愛されていますが、本屋さんでみかけたら後ろのほうをペラペラしてみてください。隙 あらばと個人的見解をぶっこんで長文を試みていますが、たぶんカットされるかと思います。笑 担当の方にはご迷惑をおかけしていてすみません。そのうちサ イト内で草についてだらだら書きたいです。

20.A






■お茶 



 日々、その日の気分でハーブや野草の茶葉をブレンドして飲んでいます。自分が飲む場合は、朝ならすっきりしゃっきりしたい!とか、夜なら落ち着いてひと息つきたいとか、今日はなんだか胃が...とか、とにかく体からいろいろ出したい!笑 とか、味は二の次で思いつくままに配合することも多いのですけど、ときどき友たちにも飲んでもらう機会に恵まれます。そんなときは、わたす相手の最近の様子や、飲みやすさを考えながらチョイスするわけですが、やはり口に入るものってちょっと緊張しますね。
ハー ブなら好みはあれど、びっくりするようなマズイのはあまりないかと思いますが、草だってせっかく飲んでもらうなら美味しいほうがいい。というわけで、今日 は配合を変えたり、抽出を短め、長め、と試飲していたら、お腹がたぷたぷ。ハーブティも野草茶も、一度にたくさん飲むより、すこしずつを何かいかに分けて 飲んだ方がいいとききます。たいがいの植物には利尿作用があるので、出ていってしまうでしょうけれど、なんでも過ぎる行為はあまりよくないですね。

  あんなふうになりたい!みたいに想う、憧れの人っていうのが、昔からほんとに居なかったのですが、よしもとばななさんの『王国』を読んでからは、主人公の おばあちゃんが私の憧れです。まあ、私の場合はいいとこ草ババアってとこかな。自分の中でのなりたい人物像は、ほかにもあります。ふふ。

 お茶は、ときどき欲しいと言ってくれる人がいるので、なにかうまく形にできるといいな。考えるべきは個包の仕方とパッケージデザインかしら。

4.N




■カレンダー



 今年もカレンダー作ってます。毎年夏のうちに仕上げようと思いつつ、毎年ぎりぎりな感じでこの時期に焦っているわけですが、今年ももうすこしです。
イラストはシンプルにモノクロでいくつもり。一応12か月分揃いましたが、もしかしたらお届けするまでに変わっていくかもしれません。

そ して今年も短く言葉が添えられます。言葉を書いてくれるのは、象の音楽の相方の村椿菜文さん。イラストの内容と、だいたいの字数だけ伝えて、ほぼお任せで 書いてもらっているので、どんな言葉があがってくるのか、私も楽しみにしています。みなさんにも、お手元に届くまでのお楽しみということで。

 近日中にはデザインが完成すると思うので、受注の開始の際は shopのトップページでお知らせいたします。版型はいつもと同じハガキサイズ、カレンダーのパターンもいつもどおり2種類です。もうすこしだけお待ちくださいませ。あ、パッケージは、どうしようかな。何か普段使いも出来る形を考えます。


31.O



■ポケットブック

 友人に「こんなのあったら面白くない?」と言われて作ったポケットブック。いろいろな紙にポケットを縫いつけてまとめたノートです。ある程度あちこちの素材が揃わないと作れないので、最初に5冊ばかり作ってから早数ヶ月。やっとまた出来上がりました。3冊。



切手とか、タグとか、紐とか、言葉とか、拾ったのとか、好きなものを入れたり、スペースに書いたり貼ったり。あと自分でもやろうと思いついたのが、洋服を買った時についてくるちいさい当て生地と替えボタン!あれを入れておくのもいいかも。




カバーは、絵画用キャンバスに塗ったり描いたり縫ったり。ひとつひとつ全部違います。



A5サイズ。だいたい20ページくらいで、だいたい20ポケットくらい。
大きいポケット、小さいポケット、細長いの、四角いの。



紙も一冊ずつセレクトが違います。アジ紙があったり、つるんがあったり。
糊は使わず、全部縫いつけてあります。



すっかり太っちょになった私のブック。中身は察しがつきますね・・・



薬草たちを入れています。ふっふー。全部埋まったら、名前や特徴を書き込んで、オリジナル図鑑にするつもり。ときどき眺めてはニヤニヤしてます。宝物。

もし、欲しい!という方がいらっしゃったら、メールなどでお知らせ下さい。
一冊1000円です。それから、近いうちに 鎌倉のHAND&SOULに置いてもらう予定です。※HAND&SOULに置かせてもらったポケットブックは現在品切れ中です。また納品しました際にはお知らせいたします。

2.S



■夏のモノ

 薄手なのにふかっと柔らかくて、さらさら肌触りのいいこのリネンを触ったとき、「ハンカチが作りたい」と思いました。真っ白のままもよかったのだけど、すこし爽やかな色を。


(右奥)水色のミシンステッチ (左手前)糸で編んだモチーフとコードをぐるり縫いつけました

12.A



■繕い

  器の金繕いをしているときほど無になる時間は、最近ほかにありません。しんとした部屋で黙々と手だけが動きます。知人より「普段づかいのものだけど大事に 使っているから直したい」という器を預かりました。少し背すじを伸ばすような気持ちで手の中に包み、どこから直そうか思案です。



11.A



■シンプルベーシック

 リニューアルしたというのに、また随分とご無沙汰してしまいました。
春 からお針子さんのお仕事の手伝いをすこしずつさせてもらっていて、その合間にあれこれ自分の服を縫ったりしています。もう何年も前から、ショップでも洋服 が出せるといいなあと思っていたのですが、なかなかコレというものをあみ出したり作ったり出来ず、流れ流れてきました。

 今年は、夏前にパターンを試行錯誤しながら何枚か縫ってみて、一枚、シンプルで気に入った形ができたので、同じものを生地違いでいくつか作って今フルで活躍中。ようやく、これならと思える形が1つ出来ました。夏のうちにお披露目できればと思っていますがどうでしょう。
オリジナルのスタイルを考えていくのは、なかなかむつかしいけれど、洋服はやっぱり楽しい!

6.A

 

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